ログ・ホライズンTRPG

ログ・ホライズンTRPGシナリオ:アンドリューの迷宮再び

2014年6月19日 TRPG, 未分類, ログ・ホライズンTRPG No comments

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シナリオガイダンス
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プレイヤー人数:4人(3~5人対応)
キャラクターランク:2
プレイ時間:2~3時間

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プリプレイ
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■今回予告
 〈アンドリューの迷宮〉は近日オープンが予定されている、地下十階まで広がる冒険者専用の訓練迷宮だ。
 現在、地下3階層まで建設が進んでいる。
 その建設現場にいる迷宮建築技師のアンドリューから、緊急の依頼が来た。
 事故が起き、急いでメンテナンスルームを再起動する必要があるのだが、自分は事故現場から動けないのだという。
 代わりに、メンテナンスルームへ行って再起動の作業をして欲しいというのが、彼の依頼だ。
 きみたちは〈アンドリューの迷宮〉へと向かった。

■レギュレーション
●使用ルール
 基本ルールブック
●難易度
 イージー:PC全員の【因果力】+1
 ノーマル:特になし
ログホラMAP2a
■ハンドアウト
●PCの立場
 冒険者にて迷宮建築技師のアンドリューが建設中のダンジョン〈アンドリューの迷宮〉。
 そのアンドリューが地下3層の建設現場で事故にあい、脱出ができなくなる。アンドリューとの〈念話〉によると、このまま脱出すると迷宮が崩落してしまうのだという。
 アンドリューは、PCのギルドに、迷宮地下3階層のメンテナンスルームを再起動してくれるよう依頼する。
 メンテナンスルームには警備用のエネミーが配置してあり、危険が予想される。

●シナリオ開始時の状況
 このシナリオは、PCたちが依頼を受けて〈アンドリューの迷宮〉の入口に到着したところから始まる。

●依頼内容と報酬
 依頼内容は〈アンドリューの迷宮〉の第3階層のメンテナンスルームを再起動させること。依頼を達成すれば、PC1人あたり200Gの報酬が支払われる。
 メンテナンスルームの再起動手順や必要なパスワードは〈念話〉でアンドリューから聞いているので、事前にアンドリューに会う必要はない。
 想定される危険は、メンテナンスルームを警備するエネミーだ。[ボス]タグのエネミーを倒せば、メンテナンスルームのロックを解除するキーアイテムが手に入る。

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オープニングフェイズ
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■インタールード1
 シーン1のシーン定義を読み上げる。

■シーン1:アンドリューの迷宮前にて
●シーン定義
 シネマティックシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 〈アンドリューの迷宮〉に到着したPCたちが、依頼の内容を確認するシーン。
▼目的:
 中に入る。

●シーン本体
▼オーバーチュア
 アキバの街から馬車で揺られて数時間。
 大きな岩の前でキミたちは馬車を降りた。
 岩の表面にくりぬかれ、地下へつながる階段が伸びている穴がある。
 入口には『工事中』と書いた看板が立っている。
▼シーン終了
 迷宮へ続く階段を下りるところでシーン終了となる。
 ここで、オープニングフェイズも終了となる。
 PC全員に【因果力】を1点ずつ配布すること。

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ミドルフェイズ
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■インタールード2
 GMはミドルフェイズの開始を宣言する。
 GMはシーン2のシーン定義を読み上げる。

■シーン2:迷宮第1階層
●シーン定義
 シネマティックシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 水の精霊に会う
▼目的:
 第3階層について説明を受ける

●シーン本体
▼オーバーチュア
 広間に続く第一階層の最後の部屋の中央に泉がある。床は石畳で少し硬いが、休息するにはもってこいだ。奥に、第二階層へと続く階段が見える。
 泉のそばのベンチに、水の精霊ウンディーネが座り、困った顔でため息をついている。
・セリフ:水の精霊(独り言)
「もう、マスターったら……せめて私が第三階層に降りられるよう、制限を外してくれればいいのに……お前を危険にさらしたくないんだ、なんて……」
▼場面:精霊の泉がある部屋
 水の精霊ウンディーネと会話して第3階層にある危険について説明を受ける。
▼モンタージュ:PCたちが近づいた
 キミたちに気が付いたウンディーネが顔をあげて、礼をする。
・セリフ:水の精霊
「(コホン)ようこそ、冒険者の皆さん。私はこの迷宮を作りしアンドリューを主とする水の精霊です。主からはアミという名前をいただいております」
「皆さんは、我が主からの依頼で、メンテナンスルームへ向かっておられるのですね?」
「第三階層の途中には、パックマンの迷路があります。ここは幻影のモンスターが追いかけてきます。触れても物理的なダメージはありませんが、精神エネルギーを吸われて[疲労]5を受けます。お気を付けください」
「メンテナンスルームの警備用エネミーは、凝り性のマスターがランダムに召喚するため、私の方では何が待っているかは説明しかねます。申し訳ありません」
「警備用エネミーのうち、[ボス]タグがついたエネミーを倒せば、メンテナンスルームに入るためのキーアイテムをドロップします」
「よろしければ、私の作った水薬[万能薬(初級)](P219)が2本ありますので、持っていってください」
「あの……マスターをよろしくお願いします。身の回りのことから何からダメな人なんですけど、優しい人なんです。この迷宮も、失敗できない実戦に出る前に、少しでも冒険者が経験を積めるようにって……」
▼シーン終了
 水の精霊と別れ、第二階層へ続く階段を下りるところでシーン終了となる。

■インタールード3
 GMはシーン3のシーン定義を読み上げる。

■シーン3:迷宮第3階層
●シーン定義
 アブストラクトシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 パックマンの迷路を突破する
▼目的:
 先へ進む
ログホラMAP2b
●シーン本体
▼オーバーチュア
 パックマンの迷路という部屋に入ると閉ざされた扉がある。こちらが出口だ。
 扉のない通路は十字路へとつながっている。ここには、モニター画面とマイクがある。
 十字路の先には、3つのコースが広がっている。ひとつのコースには、ひとりのPCだけが挑戦できる。
 それぞれをクリアすれば、扉が開くようだ。

②十字路
 ここでは、モニタで仲間やモンスターの動きを見て、アドバイスすることができる。

《アドバイスする》
分類:シナリオ動作
タイミング:仲間の判定直前/自分は行動済みになる
判定:基本(解析or知識/7)
 成功すれば、判定に+2される。

③体力コース
 傾斜が多く、通路を走る体力が求められるコース
 3回成功したら、コース突破

《体力コースを走る》
分類:シナリオ動作
タイミング:メインプロセス
判定:基本(運動/9)

走ると、判定の成功/失敗にかかわらずモンスターに出会う可能性あり。
2D6で5以上でモンスターが出現する。

《モンスターを避ける》
分類:シナリオ動作
タイミング:リアクション
判定:基本(回避/9)失敗すると[疲労]5

④頭脳コース
 曲がり角や、一方通行が多く、頭脳が求められるコース
 3回成功したら、コース突破

《頭脳コースを走る》
分類:シナリオ動作
タイミング:メインプロセス
判定:基本(知識/9)

走ると、判定の成功/失敗にかかわらずモンスターに出会う可能性あり。
2D6で5以上でモンスターが出現する。

《モンスターを避ける》
分類:シナリオ動作
タイミング:リアクション
判定:基本(回避/9)失敗すると[疲労]5

⑤運試しコース
 モンスターは少ないが行き止まりが多いコース
 5回成功したら、コース突破

《運試しコースを走る》
分類:シナリオ動作
タイミング:メインプロセス
判定:基本(運動、耐久、知覚/8)

走ると、判定の成功/失敗にかかわらずモンスターに出会う可能性あり。
2D6で7以上でモンスターが出現する。

《モンスターを避ける》
分類:シナリオ動作
タイミング:リアクション
判定:基本(回避/9)失敗すると[疲労]5

▼シーン終了
 ⑥出口に向かう。
 PC全員が、消耗表(P413)を体力の欄で振る。
 ミドルフェイズ終了。
 PC全員に【因果力】を1点ずつ配布すること。

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クライマックスフェイズ
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■インタールード4
 GMはクライマックスフェイズの開始を宣言する。
 GMはシーン4のシーン定義を読み上げる。

■シーン4:戦闘準備
●シーン定義
 ブリーフィングシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 エネミーとの戦闘に備え、準備を整えるシーン。
▼目的:
 続くシーンで万全の状態で戦えるようにする。

●シーン本体
▼戦闘準備
 タイミングがブリーフィング、レストタイムの行動を行い、【準備】タグの行動を行って、続く戦闘の準備をする。

▼シーン終了
 準備を整え、骸骨広間へ向かうとシーン終了となる。

■インタールード5
 GMはシーン5のシーン定義を読み上げる。
 マップやマーカーなどを用意する。

■シーン5:メンテナンスルーム前の戦い
●シーン定義
 戦闘シーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 PCたちが、メンテナンスルーム前のエネミーと決戦を行うシーン。
▼目的:
 エネミーを突破し、メンテナンスルームへ入る。
ログホラMAP2c
●シーン本体
▼オーバーチュア
 メンテナンスルーム前は広い部屋になっている
 奥にメンテナンスルームへ続く扉がある。
 しかし、その前には巨大な昆虫型のモンスターが控え、その周囲の床は赤く粘々した物体で覆われているようだ(プロップ:[ネバネバした床])。

▼エネミーの配置:
 D2:〈緑小鬼〉(『基本』P430)
 D3:〈緑小鬼〉(『基本』P430)
 D4:〈緑小鬼〉(『基本』P430)
 F1:〈緑小鬼の呪術師〉(『基本』P430)
 F5:〈緑小鬼の呪術師〉(『基本』P430)
 G3:〈甲冑蜘蛛〉

〈甲冑蜘蛛〉
 CR:3 大種族:[自然] Eタイプ:スピア エネミーランク:[ボス]
【STR】2【DEX】3【POW】1【INT】2
【回避】3+2D 【抵抗】1+2D 【物理防御力】10 【魔法防御力】7
【HP】78 【ヘイト倍率】×2 【行動力】5 【移動力】2
【識別難易度】6 【因果力】3
特技
《ネバネバランス》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(4+3D/回避)_単体_2Sq_37+2Dの物理ダメージを与える。_[マイナー]対象に[追撃:5]と[硬直]を与える。_[因果力1]対象を[範囲(選択)]とする
《蜘蛛糸そらし》_ダメージ適用直後_自動成功_自身_ラウンド1回_自分がダメージを受けた際に使用する。蜘蛛の糸をはいて、攻撃をそらしてダメージを2D点軽減する。[因果力1]受けるダメージを0にする。
《再行動》_本文_ラウンド1回_このエネミーが[行動済]になった時に使用する。このエネミーは即座に[未行動]となり、その後ラウンド終了時まで【行動力】が0となる。
ドロップ品
固定:青いリボン(メンテナンスルームの扉を開けるキーとなる)
1~5:折れたランス[換金]30G
6:蜘蛛糸袋[コア素材]50G

※PCが3人の場合には、D2と、D4のエネミーを取り除く。
※PCが5人の場合には〈甲冑蜘蛛〉の【HP】を+20点、【因果力】を+1する。

▼エネミーの戦術:
 〈緑小鬼〉は、【ヘイトトップ】のPCに接近して白兵攻撃を行う。
 〈緑小鬼の呪術師〉は射程内のPCに射撃攻撃を行う。射程内に【ヘイトトップ】のPCがいれば、それを攻撃する。
 〈緑小鬼〉と〈緑小鬼の呪術師〉は[ネバネバした床]のBSを受けるので、自分からはプロップのあるスクェアに移動しない。
 〈甲冑蜘蛛〉は、[ネバネバした床]の上を優先的に移動する。射程内に【ヘイトトップ】のPCがいれば、それを攻撃する。
 〈甲冑蜘蛛〉の【因果力】の使用優先順位は1>2である。
 1:《ネバネバランス》で複数のPCへの攻撃が可能であれば使用する。
 2:実ダメージが20点以上の攻撃で《蜘蛛糸そらし》に使用する。

▼プロップ:
・プロップ:ネバネバした床[魔法][破壊不能]ランク1
 探知難易度-、解析難易度8、解除難易度8
 中に入ると床が粘ついて[硬直状態]となる。通常のマイナー、メジャーでは解除できない。特技または[万能薬(初級)]を使用するか、解除判定に成功するか、甲冑蜘蛛を倒すまで[硬直状態]は持続する。
 甲冑蜘蛛だけは、BSなしで自由に行動できる。

・プロップ:透明な蜘蛛の巣[魔法][破壊不能]ランク1
 探知難易度8、解析難易度8、解除難易度8
 プロップ[ネバネバした床]と同じスクェアにある。透明なので探知難易度がある。
 [飛行]状態ならここで停止。通常のマイナー、メジャーでは解除できない。特技または[万能薬(初級)]を使用するか、解除判定に成功するか、甲冑蜘蛛を倒すまで[硬直状態]は持続する。
 解除すれば、[飛行]状態で通過可能になる。

▼戦闘終了
 PCが全滅するか、エネミーを全滅させたら、戦闘は終了になる。
 財宝表ロール:金銭で行う。PCひとりずつ2D+【CR×5】で財宝を獲得する。

▼モンタージュ:戦闘がPC勝利で終了した
 キミたちは、甲冑蜘蛛を倒した。
 倒した甲冑蜘蛛から、固定ドロップ品の青いリボンが手に入る。これを持って、メンテナンスルームへの入口に近づけば、ドアが開き、メンテナンスルームへ入れる。

▼モンタージュ:戦闘がPC全滅で終了した
 キミたちは、武運拙く敗北した。
 次のシーンでは、復活したPCが精霊の泉で合流する。
 復活後の【疲労】状態は、水の精霊が30点まで解除してくれる。
 エネミーに与えたダメージは、残ったままだ。倒したエネミーは復活しない。
 さあ、今度こそ勝利しよう。

▼シーン終了
 戦闘終了後、財宝表の処理を行った後、シーンを終了させる。
 クライマックスシーンはこれで終了となり、エンディングフェイズへ移行する。

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エンディングフェイズ
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■インタールード6
 GMはエンディングフェイズの開始を宣言する。
 戦闘で死亡したPCがいた場合など、ここでシーンを挿入して、復活したPCが戦闘後に合流するシーンを入れてもいいだろう。
 GMはシーン6のシーン定義を読み上げる。

■シーン6:メンテナンス開始
●シーン定義
 シネマティックシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 メンテナンスルームを再起動し、依頼を完遂するシーン
▼目的:
 物語を終わらせる。

●シーン本体
▼オーバーチュア
 メンテナンスルームには、手にドリルやハンマーがついた作業ロボが並んでいる。
 再起動させると、作業ロボが動きはじめ、ぞろぞろと事故現場へと向かう。

▼モンタージュ:事故現場へ向かう
 事故現場へ向かうと、そこには魔法で崩れそうな柱を支えているアンドリューがいた。

・セリフ:アンドリュー
「やあ、助かった!」
「この柱を放置してメンテナンスルームへ向かうと、途中でこの階層全部が崩れてしまう危険があったんだよ」
「おかげで助かった。礼を言う」

▼シーン終了
 PCたちのロールプレイが一区切りついたら、シーンを終了させ、シナリオも終了となる。PCはアキバの街に戻り、報酬を手に入れる。

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アフタープレイ
===

●ログチケットの配布
▼プレイヤー
 キャラクターランクアップ:1枚、アザーゲット:1枚
▼GM
 キャラクターランクアップ:1枚、財宝ゲット:プレイヤー人数+1枚、アザーゲット:2枚
▼因果力ゲット
 プレイヤーとGM全員に、ログチケット:因果力ゲットを1枚ずつ。
 さらに、各PCの活躍について参加者同士でおしゃべりし、活躍した(できれば、全員となるように!)PCのプレイヤーにログチケット:因果力ゲットを1枚ずつ。

ログ・ホライズンTRPGシナリオ:アンドリューの迷宮

2014年5月18日 TRPG, ログ・ホライズンTRPG No comments

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シナリオガイダンス
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プレイヤー人数:4人(3~5人対応)
キャラクターランク:1
プレイ時間:2~3時間

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プリプレイ
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■今回予告
 〈アンドリューの迷宮〉。
 それは、冒険者にして迷宮建築家であるアンドリューが建設中の迷宮だ。
 アンドリューは、仕事に没頭すると迷宮の奥深くの自分のオフィスから出て来なくなる。
 そこで食事や着替えその他を、アンドリューのオフィスまで運ばなくてはいけない。
 キミたちは、荷物を受け取り、アンドリューの迷宮を通り抜けることとなった。

■レギュレーション
●使用ルール
 基本ルールブック
●難易度
 イージー:PC全員の【因果力】+1
 ノーマル:特になし

■状況の解説
 ログ・ホライズンに馴れていないプレイヤー向けの簡単な迷宮探検型シナリオ。
 このシナリオは1回のミッションと、1回の戦闘で構成されている。
 PCに与えられた依頼は、迷宮を突破して荷物をアンドリューに届けること。
 依頼を達成すれば、PC1人あたり100Gの報酬が支払われる。
●GM向け解説
 このシナリオの目的は、プレイヤーが、自分のPCに何ができて、判断と行動が、どのように結果に結びつくかを知ることにある。
 GMは常に、次の2点に留意しておくとよいだろう。
・プレイヤーは、自分のPCに何ができるかを知りたがっている。
・プレイヤーは、自分のPCの行動が、どういう結果になるかを知りたがっている。
 何ができるか分からなければ、判断はできない。
 自分の行動がどういう結果になるか予測できなければ、行動には踏ん切れない。
 本シナリオでは、この2点ができるだけ分かりやすいように書いてある。だが、不足分については、GMが適時補って欲しい。

■ハンドアウト
●PCの立場
 PCはCR1、すなわち駆け出し状態の冒険者である。
 元のゲームの経験はあったりなかったりだが、CR1なので〈大災害〉以降はほとんどアキバに引きこもっていて、冒険はしていない。
 今回、知り合いの冒険者の紹介で、そういう駆け出しの冒険者に適している依頼を受けることになった。
 特に事前の設定がないなら、全員が、同じギルドに所属しているものとする。PCだけで独自のギルドを結成する場合には、ギルドの名前と、ギルドマスターを決めること。そうでない場合には、全員が〈三日月同盟〉に所属しているものとする。

●シナリオ開始時の状況
 このシナリオは、PCたちが依頼を受けて〈アンドリューの迷宮〉の入口に到着したところから始まる。

●依頼内容と報酬
 依頼内容は〈アンドリューの迷宮〉の第2階層にあるアンドリューの事務所へ荷物を届けること。依頼を達成すれば、PC1人あたり100Gの報酬が支払われる。

■シナリオMAP

ログホラMAP1a
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オープニングフェイズ
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■インタールード1
 シーン1のシーン定義を読み上げる。

■シーン1:チュートリアル迷宮前にて
●シーン定義
 シネマティックシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 〈アンドリューの迷宮〉に到着したPCたちが、依頼の内容を確認するシーン。
▼目的:
 〈アンドリューの迷宮〉に、渡された荷物を持って入る。

●シーン本体
▼オーバーチュア
 アキバの街から馬車で揺られて数時間。
 大きな岩の前でキミたちは馬車を降りた。
 岩の表面にくりぬかれ、地下へつながる階段が伸びている穴がある。
 馬車の御者でもある〈第8商店街〉の商人が、キミたちに今回の依頼内容を確認する。
・セリフ:〈第8商店街〉の商人
「さて、この階段の下が〈アンドリューの迷宮〉だ。キミたちにはこの中に入ってもらう。目的地は、第2階層にあるアンドリューさんの事務所だ」
「アンドリューさんは、迷宮建築家だ。アンドリューさんは、仕事を始めると迷宮から出てこなくなるので、こうして食料や衣類などを、定期的に届けるよう、あらかじめ私たちのギルドに頼んである」
「この荷物を持って、アンドリューさんのところへ届けてくれ。ちゃんと全部届けることができたら、アンドリューさんの受け取りのサインを持って〈第8商店街〉の営業所で、報酬の100Gがもらえる」
「〈アンドリューの迷宮〉には、エネミーがいるし、トラップも仕掛けられている。だが、第1、第2階層にはそれほどの危険なものはない」
「腕試しには、もってこいの迷宮だよ」
・アンドリューに届ける荷物は全部で5スロット分。換金や使用はできない。1人で全部持ってもいいし、手分けして持ってもいい。タグは【アンドリューの荷物】。シートに記入すること。付箋があれば、5枚に書いてシートに貼り付けるのも良いだろう。

▼モンタージュ:商人との別れ
 商人はこの後、馬車で街道を先に進む。
 ここでキミたちとはお別れだ。
・セリフ:〈第8商店街〉の商人
「それでは、私はこれで失礼するよ。残りの荷物を届けに行くんだ」
(名前を聞く)「私の名はシャイロックだ。そう、シェークスピアの『ヴェニスの商人』からいただいた商人の名だよ。実はあらすじしか知らなくて、読んだことはないがね」
(アドバイスを聞く)「聞いた話では、第一階層は迷路のようになっているそうだ。第二階層にはエネミーもいるそうだから、気をつけたまえ。ただし、降りる前に精霊の泉というのもあって、そこで休息できるそうだよ」

▼シーン終了
 アンドリューに届ける荷物を持ち、迷宮へ続く階段を下りるところでシーン終了となる。
 ここで、オープニングフェイズも終了となる。
 PC全員に【因果力】を1点ずつ配布すること。

===
ミドルフェイズ
===
■インタールード2
 GMはミドルフェイズの開始を宣言する。
 GMはシーン2のシーン定義を読み上げる。

■シーン2:迷宮第1階層
●シーン定義
 アブストラクトシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 迷宮第1階層を突破する。
▼目的:
 ミッションの勝利条件を達成する。
ログホラMAP1b
●シーン本体
▼ミッション:迷宮第1階層を突破せよ
 迷宮第1階層は、いくつもの通路が迷路のようになっている。
 ①から⑧までの番号を振ったマスがあり、パーティーは、全員が同じマスにいるものとする。エンカウントシートにパーティーのマーカーを置いて、どこにいるかを示す。
 ①のマスから始まり、⑧へ移動したらミッションは勝利条件を達成したものとする。

▼シナリオ動作:
 各マスでの行動はラウンド進行となる。PCは次の行動が可能。
 《異常探知》セットアップ
 《プロップ解析》メジャー
 《プロップ解除》メジャー
 1ラウンドが終了すると、PCは線でつながった隣接するマスへ移動できる。
 ただし、マスによっては《プロップ解除》に成功しないと、マスからマスへの移動ができない。

①迷宮の入口
 地上からの階段を降りたところは広間となっていて、壁に地図(エンカウントシート:迷宮第1階層を突破せよ)が描かれている。通路が続いている。灯りがついている。

・プロップ:隠し扉[隠蔽][魔法]ランク1
 探知難易度9、解析難易度5、解除難易度7
 《異常探知》で探知難易度9で判定して成功すれば見つかる。
 《プロップ解析》で解析難易度5で判定して成功すれば、解除が可能になる。
 《プロップ解除》で解除難易度7で判定して成功すれば、中に入っているアイテムを獲得することができる。
 アイテム:回復薬×1本
 アイテム:アンドリューのメッセージ『よろしい。基本は常に大事にせよ』。パーティー全員の【因果力】+1

②T字路
 道が左右に分かれている。
 右側の通路は灯りがなく、奥は暗闇になっている。
 ここには特筆すべきプロップなし。

③ぬかるみの通路
 天井からぽたぽたと水滴が落ちてくる。
 地面が水を含んだ泥で、ぬかるみになっている。
 ここをそのまま通れば、全員が【疲労】5を受ける。

・プロップ:ぬかるみの通路[魔法]ランク1
 探知難易度-、解析難易度6、解除難易度6
 このプロップは、隠されていないので探知は必要ない。
 《プロップ解析》で解析難易度6で判定して成功すれば、解除が可能になる。
 《プロップ解除》で解除難易度6で判定して成功すれば、歩きやすい場所を発見して、【疲労】することなく、このマスを通り抜けることができる。

④暗闇の通路A
 闇に閉ざされた通路。
 中から、キィキィというコウモリらしきエネミーの声がする。
 [暗闇]を解除せずに通過すれば、全員に【疲労】10が加算される。
 この時点で引き返すことは可能である。その場合には【疲労】しない。

・プロップ:暗闇の通路[暗闇][空間][天然]
 探知難易度-、解析難易度-、解除難易度-
 探知、解析、解除のいずれも判定なし。
 [暗闇]を解除するには、魔法《マジックトーチ》や灯火の巻物などが必要。
 [暗闇]を解除すれば【疲労】することなく、このマスを通り抜けることができる。

⑤氷結の通路
 気温が氷点下にまで下がっている通路。
 ここをそのまま通れば、全員に【疲労】10が加算される。

・プロップ:氷結の通路[魔法]ランク1
 探知難易度7、解析難易度7、解除難易度7
 《異常探知》で探知難易度7で判定して成功すれば通路の気温を下げている魔法の仕掛けが見つかる。
 《プロップ解析》で解析難易度7で判定して成功すれば、解除が可能になる。
 《プロップ解除》で解除難易度7で判定して成功すれば、通路の気温が一時的に元に戻り、【疲労】することなく、このマスを通り抜けることができる。
 パーティーが通過後、魔法の仕掛けが再起動してまた気温は下がる。

⑥暗闇の通路B
 闇に閉ざされた通路。
 中はしん、と静まりかえっている。

・プロップ:暗闇の通路[暗闇][空間][天然]
 探知難易度-、解析難易度-、解除難易度-
 探知、解析、解除のいずれも判定なし。
 [暗闇]を解除するには、魔法《マジックトーチ》や灯火の巻物などが必要。
 [暗闇]を解除すれば、通路にある隠された宝箱を発見できる可能性がある。

・プロップ:隠された宝箱[隠蔽][魔法]ランク1
 探知難易度6、解析難易度6、解除難易度7
 以下の判定は[暗闇]解除が条件となる。
 《異常探知》で探知難易度6で判定して成功すれば見つかる。
 《プロップ解析》で解析難易度6で判定して成功すれば、解除が可能になる。
 《プロップ解除》で解除難易度7で判定して成功すれば、中に入っている財宝を獲得することができる。また、PC全員の【因果力】+1。
 財宝表ロール:金銭で行う。PCひとりずつ2D+【CR×5】で財宝を獲得する。

⑦惑わしの通路
 どこからともなく靄のようなものがかかって、視界が妨害される。
 通路も細く、入り組んできて、迷路のようになってくる。
 ここを突破するには、この迷路の仕組みを解析する必要がある。

・プロップ:惑わしの通路[魔法]ランク1
 探知難易度7、解析難易度9、解除難易度7
 《異常探知》で探知難易度7で判定して成功すれば途中で壁が発生したり、通路のつながる先が変更されていることに気が付く。つまり、どれだけ歩いても通り抜けられない。
 《プロップ解析》で解析難易度9で判定して成功すれば、法則性を分析して、解除が可能になる。
 《プロップ解除》で解除難易度7で判定して成功すれば、迷路を突破できる。
 ここでは、1ラウンドごとに【疲労】5が加算される。
 2ラウンド目、3ラウンド目は、すでに誰かが《異常探知》《プロップ解析》が成功していれば、これらの判定は不要である。

⑧広間
 広間に出た。
 奥の方から清らかな水の音が聞こえてくる。
 ミッションは成功だ。

▼シーン終了
 広間に出たところで、シーン終了となる。

■インタールード3
 ここで一度、プレイヤーに休憩してもらうといいだろう。
 GMはシーン3のシーン定義を読み上げる。

■シーン3:精霊の泉
●シーン定義
 シネマティックシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 探索で消耗したPCたちが、休息を取りながら、泉の精霊から第二階層に待ちかまえているエネミーの情報を聞くシーン。
▼目的:
 【疲労】を回復し、戦闘に関する情報を集める。

●シーン本体
▼オーバーチュア
 広間に続く第一階層の最後の部屋の中央に泉がある。床は石畳で少し硬いが、休息するにはもってこいだ。奥に、第二階層へと続く階段が見える。
 泉のそばのベンチに、水の精霊ウンディーネが座り、困った顔でため息をついている。

▼場面:精霊の泉がある部屋
 ここでは、回復の行動が可能である。
 手持ちの【食料】アイテムを使用するなどして、回復することができる。

▼モンタージュ:PCたちが近づいた
 キミたちに気が付いたウンディーネが顔をあげて、礼をする。
・セリフ:水の精霊
「ようこそ、冒険者の皆さん。私はこの迷宮を作りしアンドリューを主とする水の精霊です。主からはアミという名前をいただいております」
「皆さんは、我が主からの依頼で、荷物を届けに来られたのですよね? それで……実は、少々、困ったことがありまして」
(次の骸骨広間のエンカウントシートをプレイヤーに見せる。演出的には、ウンディーネが水を操って、床に地図を描く)「これが、第二階層にある骸骨広間の地図です。我が主の部屋には、ここを通らなければいけません」
「ここには3体のエネミーが配置されており、すべて倒せば、鍵が外れて先に進めます。強い冒険者の方向けには、さらに追加で3体のエネミーが準備されているのですが……」
「実は、仕掛けにトラブルがありまして、増援のエネミーと部屋との間には檻が降りていて移動できないのに、シャッターだけは上がったままなのです」
「これは私どものミスですので、お話しておきます。もし、皆さんがこの増援のエネミーとは戦いたくないなら、上の操作盤を動かしてシャッターを下ろせば、エネミーは部屋からいなくなったものとして、ロックが外れます」
「増援のエネミーと戦いたいなら、操作盤を動かして檻を開けて移動可能にできます」
「檻越しにも飛び道具や魔法は使えますから、皆さんが檻をそのままにして戦うことも可能です。ですが、エネミーの側も同じだということには注意してください」
「配置されたエネミー3体と、増援のエネミー3体がどのようなものかは、私には情報がありません。さほどランクは高くないはずですが、お気を付けください」

▼シーン終了
 水の精霊と別れ、第二階層へ続く階段を下りるところでシーン終了となる。
 ここで、ミドルフェイズも終了となる。
 PC全員に【因果力】を1点ずつ配布すること。

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クライマックスフェイズ
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■インタールード4
 GMはクライマックスフェイズの開始を宣言する。
 GMはシーン4のシーン定義を読み上げる。

■シーン4:戦闘準備
●シーン定義
 ブリーフィングシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 エネミーとの戦闘に備え、準備を整えるシーン。
▼目的:
 続くシーンで万全の状態で戦えるようにする。
ログホラMAP1c
●シーン本体
▼戦闘準備
 タイミングがブリーフィング、レストタイムの行動を行い、【準備】タグの行動を行って、続く戦闘の準備をする。

▼シーン終了
 準備を整え、骸骨広間へ向かうとシーン終了となる。

■インタールード5
 GMはシーン5のシーン定義を読み上げる。
 マップやマーカーなどを用意する。

■シーン5:骸骨広間の戦い
●シーン定義
 戦闘シーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 PCたちが、骸骨広間のエネミーと決戦を行うシーン。
▼目的:
 広間のエネミーを倒し、扉の鍵を開ける。

●シーン本体
▼オーバーチュア
 キミたちが入った広間には、大勢の骸骨がいた。
 大勢いるようだが、そのうち2グループはモブだ。
 手強いのは、中央にいる武士の格好をした骸骨のようだ。
 奥は檻になっていて、そこにも骸骨が3体いる。こいつらは弓矢を持っているようだ。
 広間の骸骨たちは、無言のまま、キミたちに迫ってくる。
 弓矢を持つ奥の骸骨は、弓矢を構える。が、キミたちまでは弓矢では少し遠いようだ。

▼エネミーの配置:
 C2:〈動く骸骨〉(『基本』P428)
 C4:〈動く骸骨〉(『基本』P428)
 D3:〈骸骨武士〉(『基本』P429の〈PK武士〉流用。タグは[不死][暗視])
 F2:〈骸骨の弓兵〉(『基本』P428)
 F3:〈骸骨の弓兵〉(『基本』P428)
 F4:〈骸骨の弓兵〉(『基本』P428)
※PCが3人の場合には、C2と、F4のエネミーを取り除く。
※PCが5人の場合には、〈骸骨武士〉の【HP】を+20点する。

▼エネミーの戦術:
 〈動く骸骨〉と〈骸骨武士〉は、【ヘイトトップ】のPCに接近して白兵攻撃を行う。
 〈骸骨の弓兵〉は射程内のPCに射撃攻撃を行う。射程内に【ヘイトトップ】のPCがいれば、それを攻撃する。射程が3であることに留意する。射撃の死角はないものとする。

▼プロップ:
・プロップ:シャッター操作レバー[機械][隠蔽]ランク1
 探知難易度7、解析難易度7、解除難易度7
 探知、解析、解除はいずれもE4でのみ可能となる。
 《異常探知》で探知難易度7で判定して成功すれば解析可能。
 《プロップ解析》で解析難易度7で判定して成功すれば、解除が可能になる。
 《プロップ解除》で解除難易度7で判定して成功すれば、シャッターを下ろせる。

・プロップ:広間出口[機械][破壊不能]ランク1
 探知難易度-、解析難易度-、解除難易度-
 鍵がかかっていて、外に出ることができない。
 広間のエネミーが全滅すれば、扉を開くことができるようになる。

▼戦闘終了
 PCが全滅するか、エネミーを全滅させたら、戦闘は終了になる。
 財宝表ロール:金銭で行う。PCひとりずつ2D+【CR×5】で財宝を獲得する。

▼モンタージュ:アウトレンジ攻撃が可能になった
 広間の敵を倒した後、射程4Sqの武器・特技でアウトレンジ攻撃をかけられるPCがいて、PCたちがそのことに気付けば、GMは〈骸骨の弓兵〉は全滅したものとして戦闘終了としてよい。

▼モンタージュ:戦闘がPC勝利で終了した
 キミたちは、広間の敵を一掃した。
 カチリと、扉のロックが解除されて、先へ移動できる。

▼モンタージュ:戦闘がPC全滅で終了した
 キミたちは、武運拙く敗北した。
 次のシーンでは、復活したPCが精霊の泉で合流する。
 復活後の【疲労】状態は、水の精霊が30点まで解除してくれる。
 エネミーに与えたダメージは、残ったままだ。倒したエネミーは復活しない。
 さあ、今度こそ勝利しよう。

▼シーン終了
 戦闘終了後、財宝表の処理を行った後、シーンを終了させる。
 クライマックスシーンはこれで終了となり、エンディングフェイズへ移行する。

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エンディングフェイズ
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■インタールード6
 GMはエンディングフェイズの開始を宣言する。
 戦闘で死亡したPCがいた場合など、ここでシーンを挿入して、復活したPCが戦闘後に合流するシーンを入れてもいいだろう。
 GMはシーン6のシーン定義を読み上げる。

■シーン6:アンドリューの事務所
●シーン定義
 シネマティックシーン/シーンプレイヤーなし
▼解説:
 アンドリューに荷物を届け、依頼を完遂するシーン
▼目的:
 物語を終わらせる。

●シーン本体
▼オーバーチュア
 アンドリューの事務所の扉には、札がかかっている。
 『アンドリューの事務所。営業時間は10時から17時。アンドリューは*在室中*』
 扉を開けると、ハーフアルヴの青年が、ローブ姿で仕事をしていた。
 彼がアンドリューのようだ。顔をあげると、無精ひげが伸びている。
・セリフ:アンドリュー
「む、キミたちは誰だい?」
「おお、荷物を届けに来てくれたのか。もうそんなに時間が経っていたとはね」
「ありがとう、では受け取りのサインを……む、そういえば、ここに来る途中の骸骨広間はちょっと仕掛けが故障していたはずだが、修理がまだだった」
「何かトラブルはなかったかね?」
(これまでのことを説明する)「そうだったか。キミたちには迷惑をかけたね。お詫びと言ってはなんだが、ここにある余っている魔法素材をあげよう」
 財宝表ロール:魔法素材で行う。PCひとりずつ2D+【CR×5】で財宝を獲得する。

▼モンタージュ:ウィザードリーのネタに言及する
 アンドリューの顔が、にんまりとする。
・セリフ:アンドリュー
「やあ、気付いてくれたかね。そうだよ。私は古いPCゲームのファンでね。初代ウィザードリーはFM7というマシンで遊んだんだ。当時は5インチのフロッピーディスクでね(延々と昔話が続く)」

▼シーン終了
 PCたちのロールプレイが一区切りついたら、シーンを終了させ、シナリオも終了となる。PCはアキバの街に戻り、受取証を渡して報酬を手に入れる。

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アフタープレイ
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●ログチケットの配布
▼プレイヤー
 キャラクターランクアップ:1枚、アザーゲット:1枚
▼GM
 キャラクターランクアップ:1枚、財宝ゲット:プレイヤー人数+1枚、アザーゲット:2枚
▼因果力ゲット
 プレイヤーとGM全員に、ログチケット:因果力ゲットを1枚ずつ。
 さらに、各PCの活躍について参加者同士でおしゃべりし、活躍した(できれば、全員となるように!)PCのプレイヤーにログチケット:因果力ゲットを1枚ずつ。