オンセに相談に重宝するボイスチャットツール「TeamSpeak3(通称TS3)」。
このページではこかげ工房(TRPG.NET)のTS3サーバーに接続するという仮定の下、Windowsへのインストール方法を説明します。
前提とする環境
この記事は以下の環境で実験しました。
- Microsoft Windows7 Proffesional 64bit SP1 (日本語版)
- Firefox 24.0
- TeamSpeak3 Client 3.0.13
- TeamSpeak3 クライアント 3.0.10.1/3.0.11.1 日本語言語ファイル (130401_for_30101.ts3_translation)
こかげ工房のTS3サーバーをつかう前に、説明ページ読んでおいてください。
1. 必要なファイルのダウンロード
本体のインストーラー
TeamSpeak公式サイトのダウンロードページから、お使いのOSに適したものをダウンロードします。
当方の環境は64bitですので、上から2番目の「Download」ボタンをクリックしました。
お使いの環境を調べるときは、「コンピュータ(OSのバージョンによっては”マイコンピュータ”)」を右クリックして、「プロパティ」を選択します。「システムの種類」という項目がそれです。
ダウンロードする前に利用許諾書が表示されますので、同意できる場合は「I Agree.」にチェックを入れて「Submit」をクリックします。
次の画面は「TS3をどこで知ったか」を尋ねています。適切なラジオボタンを選択して「Submit」をクリックするか、アンケートに答えたくない場合は何もせず「No thanks, take me to the download.」をクリックします。
いよいよダウンロード画面です。しばらく待つか、もしくはページ中央付近のリンクを押すことで手動で開始できます。
30MBを超える、それなりに大きいファイルですのでダウンロードには時間がかかる場合があります。
ダウンロード先はどこでも構いません。ここでは「ダウンロード」フォルダを選択しました。
MacOSやLinuxをご使用の方はページ下方にあるリンクからパッケージをダウンロードすることが可能です。ただしこのページではこれ以上説明しません。
日本語化ファイル
こちらのページの一番上に一覧されているトピックから、日本語化ファイルをダウンロードします。
2. インストールの実行
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックしてインストールを開始します。
図1が出たら「はい」をクリックしてください。
インストーラーが起動しますので、しばらく待ちます。
図2が表示されましたら「Next >」をクリックします。続く図3は利用許諾の確認です。同意できる内容か確認して「I Agree」をクリックします。
図4では、インストールするTS3を同じコンピュータに登録された違うユーザーも使えるようにするかどうかを決めます。
初期設定は「誰でも使える」です。支障がなければこのまま「Next >」をクリックしてください。
続いてインストール先を指定します。このまま「Next >」
設定ファイルをどこに保存するかを指定します。このまま「Next >」
図7では追加ソフトウェアをインストールするかどうかを聞いてきます。お好みでどうぞ。
最後にスタートメニューに登録するときの名前を決められます。このまま「Next >」
インストールが始まりますのでしばらくお待ちください。
無事、図10が出たら、TeamSpeak3のインストールは完了です。
ただ、このままではメニューがすべて英語で表示されますので、図10の「Run TeamSpeak3 Client」というチェックボックスをオフにしてインストーラーを閉じ、接続設定の前に日本語化をします。
先ほどダウンロードした日本語化ファイルを開くと、またユーザーアカウント制御が出ることがあります。ここでも「はい」をクリックして続行します。
図11では、一番下のテキストボックス「Add-On will be installed in」の内容が図5「Destination Folder」と同じことをもう一度確認します。
確認できたら「Install」をクリックします。
最終確認をされますので、「Yes」をクリックしてください。正常に日本語化されるとインストーラーは自動的に閉じます。
TS3を起動する準備が出来ましたので、スタートメニューから「TeamSpeak3 Client」を起動し、続いて初期設定を行います。
最初はニックネームを決める画面です。日本語も使用可能ですが、短すぎるものは使えないので注意が必要です。
続いてマイクの設定に入ります。まず集音方法を選び(図15)、次にマイクの感度を調整します(図16)。
マイクの次はショートカットキーの設定です。ここではよく使うと思われる、マイクとスピーカーの消音(ミュート)のみ設定できます。
特定のコマンドが実行された時、状態が変わった時に流れるアナウンスの声を選ぶことが出来ます。
以上で初期設定は完了です。
ここまでの設定は、最初の1回だけやればいいものです。
ここからは毎回使うときの設定項目を説明します。すなわち、サーバーへの接続設定です。
こかげ工房のTS3サーバーは、「サーバーリスト」に載っていませんので手動で設定する必要があります。
メニューバーの一番左、「接続」から「接続」をクリックします。
「サーバアドレス」に「teamspeak3.trpg.net」と書いて「接続」をクリックします。
処理をする間しばらく待つと……
「Connected.」というアナウンスが流れ、左側にサーバーツリーと接続者が一覧されます。
チャンネルをダブルクリックすると入ることが出来ます。
IRCと違い、同時に入れるチャンネルは一つです。
テキストチャットがやりたいときは下のタブをチャンネルに合わせてから入力欄に書き込みます。
接続直後はサーバーメッセージ欄なので書き込めません。
図15で「音声有効検出」を選んだ場合は喋るだけで相手に声が届きます。
「プッシュ・トゥ・トーク」を選んだ場合は指定したホットキーを押している間だけでマイクが有効になります。
音声を送信しているとき、サーバーツリーのニックネーム左にある青まるが明るくなります。
マイクやスピーカーをオフにしているときにはこのまるがアイコンに代わるなど、相手には自分が今どういう状態にあるかが分かるようになっています。
自分のニックネームをダブルクリックすると、ニックネームを変更することが出来ます。
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