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MSOfficeAccess2010からMySQL5への接続

2013.01/7 by こいちゃん

Microsoft Office Access 2010からMySQL5へ、ODBCでの接続方法。
それほど難しくはないですが覚書。

環境クライアントPC:
Microsoft Windows7 Pro 64bit
Microsoft Office Access 2010 32bit
サーバー:
CentOS 6.3
MySQL 5.1 (yumでインストール)

まずはサーバーに、リモートログインできるユーザーを追加します。
MySQLに管理者でログインし、ユーザーを作成します。
mysql> GRANT ALL ON <データベース名>.* TO <ユーザー名>@<接続を許可するアドレス> IDENTIFIED BY “<パスワード>”;
mysql> FLUSH PRIVILEGES;
続いてサーバーのファイアーウォールの3306番を開放します。

次はクライアントで、ODBCドライバのインストールをします。
MySQL :: Download Connector/ODBC
Select Platform: と書かれている右のプルダウンメニューからMicrosoft Windowsを選択します。
どれをダウンロードすればいいのか迷いますが、上の4つのうち、Accessと同じビット数のものをダウンロードしてください。上2つと下2は使っている文字コードが違うようです。
私は下2つから32bit版を選びました。

64bitのWindowsを使っていても、Accessが32bitなら32bit(x86と書いてあるやつ)を選びます。
MSIはインストーラーがついているもの、ZIPは単なる圧縮ファイルです。
ここではMSIをダウンロードします。

次の画面では、下のほうにある「No thanks, just start my download.」をクリックすればユーザー登録を回避できます。

ダウンロードしたファイルを開き、あとは画面を見ながら「Next」を進めます。
まずはGNUのライセンスに同意できるかどうか。
インストールタイプは「Typical」を選択して次へ。
最後に「Install」をクリックしてインストールを開始します。しばらくしてユーザーアカウント制御(UAC)が出たら「はい」を押して許可してあげてください。
これで「Finish」ボタンを押したら完了です。

Accessを起動します。
最初の画面で空のデータベースを作成します。外部データタブを開き、「ODBCデータベース」をクリック。
「外部データの取り込み」ウィザードが開きましたでしょうか。

「リンクテーブルを作成して~」を選択して「OK」。

下の「リンク~」と書かれた方を選択して「OK」。

Access2010の外部データ取り込みウィザード

「データソースの選択」画面では「コンピュータデータソース」タブを選択して「新規作成」。
下のほうにある「MySQL ODBC <バージョン> Driver」をクリックして「次へ」、「完了」。

接続設定を行います。
「Data Source Name」は接続設定の名前
「TCP/IP Server」はサーバーのアドレス
「Port」にはMySQLのIPアドレス
「User」はMySQLの接続に使うユーザー名
「Password」はユーザー名と対になるパスワード
「Database」は使うデータベース
をそれぞれ入力します。他の欄はあいていても基本的には問題なし。
文字コードなどを詳しく設定する場合は「Details」をクリックすればより詳細に設定できます。

「テーブルのリンク」画面で使うテーブルを選択して「OK」。最後に最初から開いていた「テーブル1」を閉じればすっきり、接続できました。

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