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ROGM回顧録34 焦土戦術

 攻撃用の「発射台」となるキャンプは、何でも良いという訳ではない。確かに高速魔導士隊として2キャラクターのみを発射するのであれば実質的に何でもいいのだが、それ以上のキャラクターを派遣するためには、高レベルの「指令所」という施設が必要になる。

しょんぼりするアクビさん。

しょんぼりするアクビさん。


 攻撃力10mクラスの火力を出すには、5キャラクターを発射できるキャンプが必要になる。最大の攻撃力を発揮する発射台キャンプは、資源も時間もかかった大切なもので、いくら有料チケットを連発してもすぐには作成できない。
 異世界から駆逐されるということは、こうした貴重な発射台を失うということである。僕らが「南東勢と戦うには準備が必要だ」と考えた理由もここにある。

 南東勢の攻撃に対抗しようにも、南東勢は発射台キャンプを組織的に防御していて、2キャラクターで出せる3m程度の火力では落としきれない。僕らは必然的に、遅滞防御戦術を強いられた。

 遅滞防御戦術とは、敵の攻撃の進行速度を遅らせることを目指した戦術のことで、いささか消極的なものである。例えばキャンプの周りを大型の地雷で囲えば、敵の魔導士に踏みつぶされたとしても、兵士が1でも残ればキャンプを攻撃されることなく魔導士を帰還させられる。
 敵の塗りが通りそうな場所に地雷を置けば、火力の高くない塗りを帰還させられる。これにはDEF特化キャラクターが大いに役立った。

 究極的には、キャンプを攻撃された時、自ら「キャンプを削除する」コマンドを打つことで攻撃隊を強制的に帰還させることができる。慣例として「自爆」と呼ばれていたが、本来は指令爆破というのが正しい(*1)、はず。たぶん。

 キャンプを指令爆破した場合、12時間の保護期間があり、この時間は誰もそのキャンプに入れないし攻撃もできない。援軍として入っているキャラクターが出ることはできるが、キャンプを操作することは一切できない。基本的には、保護期間というよりも「嫌がらせ目的でキャンプを建てる行為」に対するペナルティと考えるべきのようである。
 しかし、今期の戦闘では専ら「自軍のキャラクターを逃がしつつ、敵魔導士隊を強制帰還させる」ために用いられた。

 さながらそれは、焦土戦術(*2)のようであった。

*1 外部からの指令で爆破するのが「指令爆破」。自爆は「それ自身が自分の判断で爆発する」こと。つまり「自爆」の場合は「中にいる誰かが犠牲になってないとおかしい」のである(脱出できる可能性もないではないが)。

*2 自国の領土や施設を敵に利用されないように破壊する遅滞防御戦術の一種。通常は撤退時に自分の国土を焼き払うことになる。

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