■今回予告
 50年に1日。ミョルニル山の中腹にある風と雷の結界が開かれる。
 雷石の保管庫への結界だ。
 結界の奥には、神代のレリクス遺跡があり、その最深部には雷石の保管庫がある。
 雷石は雷精シルフの力が封じられた石であり、ドヴェルグの飛空艇の動力源だ。
 富とロマンを求め、何人もの冒険者がミョルニル山に集結する。
 その中に、キミたちの姿もあった。

 アルシャードセイヴァー
 『奪われた雷石』
 そして今、君は神話を越える。

■ハンドアウト

PC1:
コネクション:みょるにる 関係:幼子
 結界の入り口で出会った少女は、自らを「みょるにる」と名乗った。古代神トールの武具である、ミョルニル・ハンマーの制御霊だという。
 彼女が言うには、こたびの結界解除の裏には、恐るべき陰謀が隠されているというのだ。

PC2:
コネクション:『ムントの大鷹』ダンディ 関係:師匠
 雷石の保管庫は早い者勝ちで、最初に到着したチームほど、良い雷石が手に入る。誰が一番に到着するかは賭けの対象となっているほどだ。
 下馬評がもっとも高いのは、キミにとっては師匠でもある凄腕のハンター、ダンディだ。
 いずれその背中に追いつく。キミはそう決意するのであった。

PC3:
コネクション:『JG特務班』ドン・ケバブ 関係:殺意
 ドン・ケバブはヨルムンガルド社のエージェントだ。汚い手を使うことで知られており、今回の雷石保管庫を目指すチームも、いくつかが“事故”にあって参加を断念している。
 こんな男には負けられない。

PC4:
コネクション:『黒い飛空戦艦』 関係:恐怖
 雷石の保管庫を求めて結界の外に集まった飛空艇の中に、黒い飛空戦艦の姿があった。その禍々しい姿を見た時、キミの心の中に強い恐怖と嫌悪が湧き上がった。
 ヤツらが何者かは分からない。だが、注意しておかねばならない。

PC5:
コネクション:精霊の声を聞く者 関係:同志
 雷石保管庫に向かおうとするキミに接触してきたのは“精霊の声を聞く者”だった。雷石保管庫にいる精霊たちが、騒いでいるという。奈落の魔手が迫っているのだという。キミは雷石保管庫へ向かう他のチームに注意を払うことにした。

■雷石の保管庫の地図(添付参照)
 50年おき結界が解けるため、これまで何回も雷石の保管庫は探索が行われている。
 巨大な遺跡であり、時間制限(結界が解けるのは1日だけ)もあるので、詳細は不明だが、概要ならば分かっている。
 右側のルートにはお宝のある部屋があり、雷石の保管庫にたどりつけずとも金目のものが手に入る。ただし、遠回りになる。
 左側のルートには宝はなく、雷石の保管庫へ一直線だ。その分、競争は激しい。チーム間の妨害や戦闘も発生する。