ROGM回顧録37 機動防御戦術
新キャンプを建設するにあたって、僕は当然飛んで来るであろう2キャラの高速魔導士隊を警戒した。 […] «ROGM回顧録37 機動防御戦術»
新キャンプを建設するにあたって、僕は当然飛んで来るであろう2キャラの高速魔導士隊を警戒した。 […] «ROGM回顧録37 機動防御戦術»
このゲームは最も早くラスダンを攻略した国家が勝者となる。前期と同じ仕様ならば、ラスダン隣接キャンプさえ作れればレースに参加できる。そうなれば、少なくとも勝機はある。 […] «ROGM回顧録36 第二次The Abyss防衛戦»
10月の終わりには、教国は異世界マップ上にあるキャンプの数で共和国に抜かれ、最下位に転落した。この頃、ACCAのチャットも様変わりしていた。 […] «ROGM回顧録35 マル秘計画»
ROGMにおける二国間同盟という信じがたい事実を前にしても、僕らは比較的冷静ではあった。 […] «ROGM回顧録33 層の厚さという壁»
10月に入ると、僕らは王国の主力対人層である『南東連合』との対決を検討し始めた。 […] «ROGM回顧録32 敗走»
さて、DEF特化にするのは良いが、「実DEF」を算出するには少々準備がいる。実ATKの算出なら単にセルを塗るだけで攻撃力が表示されるので、そこから計算すれば良い。 […] «ROGM回顧録31 捨て奸(がまり)戦法 »
キャラクターのDEF能力値は、これまであまり注目されてこなかった。 […] «ROGM回顧録30 試して見なければ分からない»
「逆に考えるんだ。『踏まれちゃってもいいさ』と考えるんだ」 […] «ROGM回顧録29 カニカニ大作戦»
本編が退屈なため困惑する主教さまの画像をお楽しみ下さい。なお説明画像募集中です。 さすがに、プレーヤー人口最大の王国はいつまでも黙って踏みつぶされてはくれない。 高速魔導士隊は攻撃面では最強だが、防御は極めて脆く、全ユニット中最弱に設定されている。今期攻撃力が弱体化した軽騎兵に殴られるだけでも壊滅してしまうほどである。 しかし、90%カット、1セルあたり45秒で移動し続ける魔導士部隊を狙い撃ちすることが可能だろうか? […] «ROGM回顧録28 踏んで踏まれて踏み殺されて»
「明らかに魔導士が強すぎる」というのがACCAの統一した見解であり、運営はバランス調整に失敗したと考えられていた。 […] «ROGM回顧録27 それでも防衛しなければ勝てない»
それまで、僕は1人でも多くの魔導士を抱え込むために、キャラクターをレベル最優先で育てていた。魔導士隊として運用する限り、前期の仕様ではキャラクター本人の性能はあまり問題ではなく、見た目で選んでも問題なかったからだ。 […] «ROGM回顧録26 無人の野を征く»
「守備隊……全滅です!」 「負傷者の収容急げ。……ま、そりゃそうだろうさ。自軍の4倍の敵とまともに殴り合ったんだ」 […] «ROGM回顧録Ex2 The Abyss防衛戦・後編»
「被攻撃だと!? どこからだ!?」 […] «ROGM回顧録Ex1 The Abyss防衛戦・前編»
600kの攻撃を当てても、相手の防御が1Mクラスだと、戦闘結果に敵の総防御力は表示されない。 […] «ROGM回顧録19 死体の数を数えよ»
もうかれこれ二十年ほども前の話になる。 陰暦四月の初め、父と共に僕は丹沢山中にわけいり、頂を目指していた。春霞む卯月の頃と言っても桜並木に花は無く、見渡す限り芽吹いたばかりの葉が淡く緑色に茂っていた。 山頂も間近となり、ふと視界が開けた頃、突然生暖かい風が吹き抜けたかと思うと中天より桜の花びらが舞い落ち、あれよという間に僕と父は桜吹雪に見舞われた。周囲に桜の花などないというのに、である。 僕はなんとも言い表しがたい気分を抱いたが、口には出さず、父もまた無言で歩き続けた。 後に山頂にたどり着いてみると、そこには未だ桜が咲いており、なるほど先の花吹雪は山頂の桜の花が風に乗って舞い降りたものかと合点した。思うに、世に言う「狐に化かされる」とはこういうことだったのではなかろうか。