Discord で RGRB を使う

2019年7月8日 未分類 No comments ,

先日、irc.cre.jp 系IRCサーバ群で使っているクリエイターズネットワークのオリジナル汎用ボット「RGRB」のアップデートで、Discord ボットが追加されました。

この記事では、RGRB の機能と、RGRB を Discord サーバに招待する方法を解説します。

RGRB とは

RGRB は、クリエイターズネットワークが運営しているirc.cre.jp系IRCサーバ群で動作している IRCボット です。ダイスボット機能をはじめとする、TRPG のオンラインセッション向けの機能が搭載されています。

TRPG.NET 系(現:irc.cre.jp系IRCサーバ群)のIRCネットワークで長らく使われていた、故 sfさんが開発された IRC ボットを基にして、1から開発されました。Ruby で書かれているオープンソースソフトウェアですが、残念ながら、今のところクリエイターズネットワーク外の開発者はいません。

RGRBには、様々な機能が搭載されています。チャット支援の機能の中では、Amazon.co.jp商品検索機能が便利です。オンラインセッション関連の機能としては、前述した独自のダイスボット機能のほか、日本語ダイスコマンド機能、どどんとふで有名なBCDiceを呼び出す機能もあります。独自のダイスボット機能の中では、キャラクター制作や場面決定を支援するランダムジェネレータが便利です。

。かのは
koi-chan -> 2d6 = [3,2] = 5

。あのあわ
1d10 = [8] = 8

.rg SVOC
rg[koi-chan]: SF風の、戦士が、妖怪に、鼻血ブー。 ですわ☆

IRC 版の RGRB にて、日本語ダイスコマンド機能の例

機能の詳細については、GitHub の RGRB リポジトリおよび公式サイトの解説ページ(https://www.cre.ne.jp/services/irc/bots/rgrb)をご覧ください。

Discord とは

公式サイトのキャッチコピー「Skype、TeamSpeakの時代は終わりを告げた…!」という通り、SkypeやTeamSpeak3の代替として人気の、 テキスト・ボイス両用のチャットツールです。 ゲーマー向けとして開発・提供されていますが、それ以外の用途に使う人もいるようです。

Skypeとは違いお互いの個人情報は知らなくてもチャットが出来、TeamSpeak3とは違いグループごとに「サーバ」を立てられて部外者は入ってこられない、そんなチャット環境が用意されています。

拡張性も高く、プログラミングの技術があれば様々な追加機能を「ボット」として開発・追加することが出来ます。もちろん、誰かが作って提供してくれている「ボット」を導入することも可能です。

RGRB を自分の参加する Discord サーバに招待しよう

では実際に、参加している Discord サーバに、RGRB を招待してみましょう。

自分で RGRB を実行し、ボットとして使用することもできますが、クリエイターズネットワークが提供している RGRB ボットを招待して利用することも可能です。クリエイターズネットワークの RGRB は原則として最新版となっており、追加・更新された機能をすぐに使うことができます。

Discord サーバで必要な権限

ボットをサーバに招待するには、このページで解説する招待の作業を行なうユーザーが、招待先の Discord サーバで以下のどちらかの権限を持っている必要があります。

  • 管理者
  • サーバー管理

これらはサーバ全体を管理するための権限ですので、うっかりスパムなどに与えるとサーバを乗っ取られる危険があります。

クリエイターズネットワークが提供する RGRB を招待する

今回は、クリエイターズネットワークが提供しているDiscord版のRGRBを招待してみましょう。

以下のリンクをクリックすると、招待開始ページが開きます。

https://discordapp.com/api/oauth2/authorize?client_id=590114600650014721&permissions=3072&redirect_uri=https%3A%2F%2Fgithub.com%2Fcre-ne-jp%2Frgrb&scope=bot

招待画面

「Botをサーバーに追加」の下にあるプルダウンメニューから、招待したいサーバを選び、「次の権限を許可する」の下にある2つの項目はチェックを入れたままにして、「認証」をクリックしてください。

Google Captcha

続いて「私はロボットではありません」のチェックボックスが現れますのでチェックします。チェックボックスがくるくる回る画像になり、それがチェックボックスに変わると招待完了です。次の画像のページに自動的に移動します。

招待完了

Discord のチャット画面に戻ると、「RGRB」というユーザーが追加されていると思います。試しにダイスコマンドを発言してみましょう。

コマンド応答例

自分宛のメンションで、ボットからの応答が返ってくるはずです。

使用上の注意

クリエイターズネットワークが提供する Discord 版のボットも、 ご自身のコンピュータでダウンロードした RGRB も、どちらも無保証です。

この記事で紹介したクリエイターズネットワーク提供のボットサービスをご利用の際には、 irc.cre.jp系IRCサーバ群利用規約 を適用するものとします。

RGRB v1.0.0 リリースノート

2019年3月4日 IRCボット No comments ,

クリエイターズネットワーク公式IRCボットのプログラム「RGRBv1.0.0のリリースノートです。

どどんとふと同じようなダイスコマンドが使えるようになりました。詳細は以下をご覧ください。

(さらに…) «RGRB v1.0.0 リリースノート»” class=”more-link”>(さらに…) «RGRB v1.0.0 リリースノート»

RGRB v0.15.0 リリースノート

2018年11月2日 IRCボット No comments ,

クリエイターズネットワーク公式IRCボットのプログラム「RGRBv0.15.0のリリースノートです。

どどんとふと同じようなダイスコマンドが使えるようになりました。詳細は以下をご覧ください。

(さらに…) «RGRB v0.15.0 リリースノート»” class=”more-link”>(さらに…) «RGRB v0.15.0 リリースノート»

RGRB v0.14.0 リリースノート

2018年6月22日 IRCボット No comments ,

クリエイターズネットワーク公式IRCボットのプログラム「RGRBv0.14.0のリリースノートです。

どどんとふと同じようなダイスコマンドが使えるようになりました。詳細は以下をご覧ください。

(さらに…) «RGRB v0.14.0 リリースノート»” class=”more-link”>(さらに…) «RGRB v0.14.0 リリースノート»

どどんとふTRPG.NET第1およびwikiサービスの停止について

2018年3月19日 Linux No comments

2018年2月21日〜2月23日にかけて、どどんとふTRPG.NET第1スーパーロボット大戦WikiTYPE-MOON Wiki等のサービスが停止しました。ご利用のみなさまに大変ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

この度、上記の問題の再発防止のためのメンテナンスを行ったため、その内容について報告いたします。

概要

上記サービスを提供しているサーバでは、安全・高速な通信を実現するため、電子証明書を使用しています。この電子証明書の期限確認および更新を自動で行うプログラムが応答しなくなったことによって、サービスの提供に必要なプログラムが停止したままとなったため、上記サービスが停止しました。

今回のメンテナンスでは、電子証明書の期限確認・更新プログラムが停止しにくくなるように設定を変更し、問題が再発する可能性を減らしました。 (さらに…) «どどんとふTRPG.NET第1およびwikiサービスの停止について»” class=”more-link”>(さらに…) «どどんとふTRPG.NET第1およびwikiサービスの停止について»

RGRB v0.13.0 リリースノート

2018年1月31日 IRCボット No comments ,

クリエイターズネットワーク公式IRCボットのプログラム「RGRBv0.13.0のリリースノートです。

内部処理の改良と、新しくリリースされた Ruby 2.5 系列への対応が施されています。詳細は以下をご覧ください。

(さらに…) «RGRB v0.13.0 リリースノート»” class=”more-link”>(さらに…) «RGRB v0.13.0 リリースノート»

RGRB v0.12.0 リリースノート

2017年9月25日 IRCボット No comments ,

クリエイターズネットワーク公式IRCボットのプログラム「RGRBv0.12.0のリリースノートです。

内部処理の改良と、新しくリリースされた Ruby 2.4 系列への対応が施されています。詳細は以下をご覧ください。

(さらに…) «RGRB v0.12.0 リリースノート»” class=”more-link”>(さらに…) «RGRB v0.12.0 リリースノート»

RGRB v0.11.0 リリースノート

2017年2月12日 IRCボット No comments ,

クリエイターズネットワーク公式IRCボットのプログラム「RGRBv0.11.0のリリースノートです。

でたとこサーガ(著:神谷涼/インコグ・ラボ、出版:新紀元社)のサプリメント『でたとこダークネス』で追加されたルールなどへの対応が行われたほか、新規プラグインの追加やライブラリの更新など、内部処理の改良が施されています。詳細は以下をご覧ください。

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ハードウェアに接続したシリアルポートを仮想マシン(KVM)で使う方法

2017年1月24日 Linux No comments , , ,

irc.cre.jp系IRCサーバ群の公式ボットでは、Windows用LimeChat2のDLLも使っています。VPSでWindowsを使うのは結構コストがかかるので、このWindowsだけ管理者の1人が自宅サーバで動かしています。

そのサーバにはUPSが繋がっているのですが、シリアルポートで接続したUPSと仮想マシンを直接つなげる方法が日本語で見当たらなかったので備忘録代わりに書いておきます。

(さらに…) «ハードウェアに接続したシリアルポートを仮想マシン(KVM)で使う方法»” class=”more-link”>(さらに…) «ハードウェアに接続したシリアルポートを仮想マシン(KVM)で使う方法»

Let’s Encrypt の証明書を charybdis で使用する (IRCS)

2016年9月6日 IRC, Linux No comments , , ,

2016年4月に、無料で取得可能なSSL証明書サービス「Let’s Encrypt」が始まりました。ここでは、SSL(暗号化)接続に対応している IRC サーバデーモン charybdis に、Let’s Encrypt で取得した証明書を使って、SSL対応のIRCサーバを設定してみます。
(さらに…) «Let’s Encrypt の証明書を charybdis で使用する (IRCS)»” class=”more-link”>(さらに…) «Let’s Encrypt の証明書を charybdis で使用する (IRCS)»