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ROGM回顧録12 ブラックホール浄化作戦

 理論上は、キャンプを「兵糧攻め」にすることは可能である。
 キャンプに詰め込まれた兵士は食糧を消費する。食糧は農場という施設で生産されるが、食糧生産量を超える兵士が詰まっていると農場以外の施設を建設することができなくなり、食糧の備蓄がなくなるとそのキャンプに所属している兵士が減少していく。

 慣例として、食糧不足で兵士が減少することを「餓死する」と表現されていたが、もちろんそこまで悲惨な話ではなく単に解雇されたり脱走したりしているはずである。
 ただ、兵士が減少する時に一定量の食糧が生まれるので、「騎兵は馬を食糧にしているのだとして、それ以外の場合は?」「わたしは遠慮しておきます」などと噂されたりもした。実際には兵士が急激に減るのを防ぐための、ゲーム的措置のはずである。あるいは解雇した兵士の手持ち分を再配分しているとか……(*1)。

 それはともかく、食糧は他の資源と交換したり、他のキャンプから輸送することもできるが、それにも限界があるため、包囲下で大兵力を維持していくのは難しくなる。
 また、完全包囲されたキャンプから別の場所にキャラクターを移動することは可能だが、戻るには解囲(どこでも良いので隣接セルを塗る)しなければならない。

 王国から見て、敵地奥深くにあるキャンプに最初はお祭り騒ぎで集まっていたキャラクターも次第に減少していくのが常である。24時間包囲を続けるというのも極めて難しい話ではあるが、包囲されたキャンプを維持するのもまた非現実的なのだ。

 そのキャンプは少々挑発的な名前を付けられていた(確か「豚小屋」とかそんな感じの名前だったと思う)こともあり、教国有志による包囲が根気強く続けられた。一方その間、ACCAは中央ラスダン隣接を教国のキャンプで固めつつ、共和国の新築キャンプに狙いを絞って破壊活動を続けていた。

 包囲戦が始まって2週間くらい(*2)経った頃、毎週恒例になりつつあった中央ラスダン付近での破壊活動中、2つ斜めに隣接した共和国のキャンプの片方がブラックホール化していた。
 僕はその時、魔導士部隊を近くのセルに派遣しつつもどうしたものかと皆と相談していたところ、くだんの豚小屋(仮名)キャンプが教国軍の突撃で陥落したとの吉報が国別チャットに流れた。

「すると、やはり人数さえ減ればBH化は解除できるのか」

 そう結論した僕らは隣接するもう片方のキャンプに攻撃隊を差し向けた。短く激しい戦いの後、そのキャンプに多数の援軍が差し向けられたところを見計らって、僕らは魔導士部隊を最初にBH化していたキャンプに突入させ、からくも陥落せしめたのである。

 なお、この包囲戦の経験は、後に教国の命運を左右する、ある重大な作戦に活かされることになる。

*1 それでも、兵士に食糧を持たせずに解雇したらどうなるか? という問題はあるが。
*2 記憶がかなり曖昧なので違うかも。

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