勝った勝ったと浮かれてばかりもいられない。
この頃の教国にはひとつ、頭を悩ませる問題があった。
(Continued) «ROGM回顧録11 戦場の黒い霧事件»” class=”more-link”>(Continued) «ROGM回顧録11 戦場の黒い霧事件»
ROGM回顧録11 戦場の黒い霧事件
ROGM回顧録10 眠れない狼たち
ROGM回顧録09 群狼作戦
群狼作戦は第二次世界大戦でドイツの潜水艦(Uボート)が使用した戦術で(*1)、後にアメリカ海軍でもパクっ取り入れられたため「ウルフ・パック・タクティクス(Wolf Pack Tactics)」とも呼ばれる。
(Continued) «ROGM回顧録09 群狼作戦»” class=”more-link”>(Continued) «ROGM回顧録09 群狼作戦»
ROGM回顧録08 教国が得たもの
攻撃をキャンセルすると、その部隊は所属キャンプに帰還するまで操作不能になる。攻撃側が手を控えるということは、防衛側に援軍が到着するまでの時間的余裕を与えることになる。
おそらくこの日はじめて、共和国軍はミスを犯した。
(Continued) «ROGM回顧録08 教国が得たもの»” class=”more-link”>(Continued) «ROGM回顧録08 教国が得たもの»
ROGM回顧録07 死体は情報を持ち帰らない
ROGM回顧録06 自軍の4倍の敵と殴り合う
午前9時38分、僕のラスダン隣接キャンプに「被攻撃4」の表示が点った。防衛側のキャンプから分かるのは攻撃者の数と攻撃開始地点、到着予定時刻のみ。
最も早い“着弾”予定時刻は19分後。20分後にさらにもう一部隊。少し間をあけて1時間後に2部隊が襲来していた。間髪を入れず国別チャットで援軍要請を行う。
(Continued) «ROGM回顧録06 自軍の4倍の敵と殴り合う»” class=”more-link”>(Continued) «ROGM回顧録06 自軍の4倍の敵と殴り合う»
ROGM回顧録05 数千の命が一瞬で失われる
ここで少し退屈な話をしなければならない。
このゲームが陣取りゲームであることは既に述べたが、敵国の支配下にあるセルを奪い取るには戦闘で勝利する必要がある。
(Continued) «ROGM回顧録05 数千の命が一瞬で失われる»” class=”more-link”>(Continued) «ROGM回顧録05 数千の命が一瞬で失われる»
ROGM回顧録04 彼らはあらゆる努力をしたはずだ
異世界のマップには、中央付近3箇所に謎のオブジェクトがある。「????」などと意味ありげな名前がついていて、直接の元ネタになったゲーム(*1)ではこれが「ラストダンジョン(ラスダン)」とされていた。 (Continued) «ROGM回顧録04 彼らはあらゆる努力をしたはずだ»” class=”more-link”>(Continued) «ROGM回顧録04 彼らはあらゆる努力をしたはずだ»
ROGM回顧録03 本当に狂信者の群れだった
僕のリアルの友人たちはサーバーも所属国家も別々だったため、お互いに軍事機密には触れない範囲で情報交換をしていた――とはいえ、いわゆる「対人層」と呼ばれるグループに所属していたのは僕だけだったが。
(Continued) «ROGM回顧録03 本当に狂信者の群れだった»” class=”more-link”>(Continued) «ROGM回顧録03 本当に狂信者の群れだった»
ROGM回顧録02 人数差による「力負け」
このゲームは異世界マップ上で四角の「セル」を取り合う陣取り合戦である。具体的な勝利条件はまた別にあるのだが、サービス開始当初は明かされず、僕らは漠然と「陣取りゲームである」という認識でいた。
(Continued) «ROGM回顧録02 人数差による「力負け」»” class=”more-link”>(Continued) «ROGM回顧録02 人数差による「力負け」»