魔機復元03

魔機復元03

既知の言語に該当なし ――No data in a known language.  さて、タブレットの表示を見ると、井戸の方はまだ時間がかかるようだ。既に夜を越す算段はついているので、次はもうちょっと快適に過ごす方法を考えよう。  まず、簡単な魔力感知術式を組む。たいていの生き物は強い魔力を帯びているので、生き物が動くとその周囲にさざなみのような魔力の波紋が生まれる。この魔力の波を計測する術式を複数の箇所に置いて、三角法を用いれば対象までの方向と距離が分かる。まあもちろん、面倒な計算はタブレットにやらせるけど。 […] «魔機復元03»

By |2016-02-24T01:05:34+09:0010月 15th, 2015|Categories: 小説|Tags: |魔機復元03 はコメントを受け付けていません

魔機復元02

井戸を掘る ――Wishing Well  エアコン代わりに気温を下げる簡単な魔法(といってもこれのおかげで魔力の集まる速度が8割に減った)を使い、ようやく砂の上に腰を落ち着けることができた。尻が熱いとか砂まみれになるのはもう気にしていられない。どっちみち、魔法陣を描いた時に砂まみれの手で顔をぬぐったりしたから、何もかも手遅れだ。 […] «魔機復元02»

By |2016-02-24T00:24:03+09:0010月 12th, 2015|Categories: 小説|Tags: |魔機復元02 はコメントを受け付けていません

魔機復元01

まずはじめに じめんをかく つぎには そらをかく それから おひさまと ほしと つきをかく (谷川俊太郎 『えをかく』) 光あれ ――Light will be.  見渡す限りの、砂と空。  真昼の日差しを浴びた砂はただただ白く輝き、空はひたすら青い。  気がつくとぼくは、砂漠の真ん中に立っていた。 […] «魔機復元01»

By |2016-02-24T00:15:22+09:009月 17th, 2015|Categories: 小説|Tags: |魔機復元01 はコメントを受け付けていません

MMDドラマ妄想キャスティングシリーズ:艦これラジオパロディ

恋の10-4-11イントロからタイトルコール:響と川内の秘密の入渠ドック シドニアラジオのノリでMMD艦これドラマのおすすめ作品賞かとかを勝手にやる。 キャストは洲崎綾:響、佐倉綾音:川内で。キャラチョイスの理由はフリーダム具合から。 掛け合いのノリはシドニアラジオのノリを目指す。 ボイスはCeVIO使ってマシンガントークの勢いで流す感じで。響がささらで、川内がONE? 響「みなさんハラショー。響だよ、その活躍ぶりから不死鳥の通り名もあるよ」 川内「皆さんこんばんわ。川内、参上。夜戦なら任せておいて!」 響「響と川内の秘密の入渠ドック、この番組はMMD艦これのあれやこれやを勝手に宣伝するMMDer大航海ラジオ番組です」 川内「ここ、鎮守府整備ドックから私、川内と」 響「響の二人がお送りいたします」 川内「ところできになったんだけどさ、響」 響「なに?」 川内「挨拶にハラショーて、おかしくない? ハラショーって挨拶じゃないよね」 響「いいじゃん挨拶なんてなんだって。だいたいハラショーって意味よくわかんないし」 川内「おまえ意味も知らずにアニメであんなにハラショーハラショー連発してたんかい」 響「そうだ、アニメで思いだした。あれ大変だったんだからね。特にカレー大会の回。各シーン抜き取り4回とかホント勘弁して欲しいんだけど」 川内「まておちつけ、私に言うな。そもそも、大変なのは私も一緒だったっちゅうねん。エンディングのキャストテロップ見たら、響も川内もなんかその他大勢みたいな扱いになっててちょっと悲しかったわ」 響「ホント大変だったよね。特に響はロシア語のスペシャリストが主人公やってるのにセリフがハラショーだけとかなんの罰ゲームかと……え? なに? 中の人ネタは危険だから番組進めろ?」 川内「だいたいこの企画自体が中の人ありきのくせに……はいはい、巻きが入りましたので次のコーナーにいってみたいと思います」

By |2015-09-07T01:46:40+09:009月 7th, 2015|Categories: MMDドラマ妄想キャスティングシリーズ|MMDドラマ妄想キャスティングシリーズ:艦これラジオパロディ はコメントを受け付けていません

RGRB v0.9.0 リリースノート

クリエイターズネットワーク公式IRCボットのプログラム「RGRB」v0.9.0のリリースノートです。プラグインの改名やライブラリの更新など、内部処理の改良が施されています。詳細は以下をご覧ください。 […] «RGRB v0.9.0 リリースノート»

By |2017-01-14T18:05:27+09:008月 10th, 2015|Categories: IRCボット|Tags: , |RGRB v0.9.0 リリースノート はコメントを受け付けていません

お題:メタフィクション「ランダムジェネレータ」第1稿

 そこには木でできた六角柱の箱がたくさん並んでいた。箱の底面はちょうど手のひらに載るくらいの大きさで、高さは私が両手で持ったときに肩幅より気持ち短いくらいだった。 振るとシャカシャカ音がする。中には割った割り箸のような竹の棒が入っていて、箱の一方の底面に開けられた穴から1本だけぴょこんと飛び出てくるようになっている。しかしよくできたもので、その某は文字が書いてあるのとは反対の端が穴より太く作られているから、どんなに乱暴に振ったところで完全に棒が出てくることはないのだ。 古いお寺や神社に行くと、自分のとるおみくじがこういう風になっているらしいのだが、残念ながら私はこの箱がたくさんある部屋から出たことはなかったので、「おみくじの数字が決まる函」という表現が果たして正しいのか、知らないのだった。 この部屋にはたくさんの箱があるが、箱によって入っている棒の数は違う。カラカラと貧相な音を立て、たった2つしか棒が入っていないものもある。かと思えば、持てばずっしりとしていて、何本入っているのか見当もつかないものもある。 そして偏執狂が作ったのだと確信をもって言えることに、百は下らない箱の一つ一つに名前が書かれていて、さらにその箱の中の棒の一本一本に小さな字で細かく文字が彫られている。誰がこんな、意味の分からないものを拵えたのだろう。大層な手間だったろうに、と私はいつも思う。 私の知る世界は狭い。畳敷きの小さな部屋に、部屋が埋もれるほどの箱が置いてある。たまに、寝て起きると箱が増えたり減ったりしているが、それ以外に日々の変化はない。やることがない日は退屈、なのかもしれない。いや、どうなのだろう。これ以外の日常を過ごしたことがないから、これが退屈なのかもわからないのだ。そもそも「退屈」という言葉さえ、箱の中の棒のどれかに書いてあった言葉だ。私が理解している意味と、ひょっとしたら違うかもしれない。が、私は気にしない。私の語彙が間違っていたとしても、それを指摘する誰かも、そのせいで迷惑をこうむる誰かも、居やしないのだ。私にとって世界とは、狭い畳の部屋と、たくさんの箱と、その中の棒だけ。 いや、もう一つあった。どこからか落ちてくる箱の名前だ。多い時は何枚も落ちてくる。少なければ、一枚も落ちてくることなくどれくらいの時間が経ったのかさえ忘れてしまう。私の世界は狭いが、私の仕事も少ない。たまに落ちてくる箱の名前通りに、指定された箱を振り、その中の棒の言葉を読み、必要だったら必要なだけ箱を振って言葉を集め、完成したら箱の名前の裏にその言葉の集まりを書くのだ。そうすると、落ちてきた箱の名前と一緒に私の集めた言葉もどこかへ消えてしまう。 それが何なのか私は知らないが、私の仕事と同じように意味不明な、いや支離滅裂な言葉の集まりを見ながら、私は笑ったり眉をしかめたりするのだ。    birthday ……箱の名前が落ちてきた。 こいつの箱は重い。信じられないくらい、重い。何本の棒が入っているのか確かめてみたい気もするが、私にはこの箱を開けることができないから、知らないままだった。苦労して振ると、出てきた棒には「9月18日」と書かれていた。 畳に箱を下ろすと、落ちていた箱の名前の裏にいそいそと、鉛筆で「9月18日」と書き込んだ。書き終わった途端、すっと箱の名前が消えた。    SVOC ……また、箱の名前が落ちてきた。 「SVOC」は少ない私の仕事の中でも、比較的多く落ちてくる箱の名前だ。目をつぶってでも分かる位置にある「SVOC」の箱を振ると、いつも通り「SVOC」の箱からは一番貧弱な、おそらく1本しか入っていない音がして、出てきた棒には「%%Complement%%、%%Subject%%が、%%Object%%%%Verb%%。」と書かれていた。 こいつみたいに"%%"に囲まれたアルファベットが書いてある棒は、そのアルファベットの箱を振って、出てきた棒の言葉と箱の名前と置き換えるのだ。「%%Complement%%、%%Subject%%が、%%Object%%%%Verb%%。」なら、「Complement」「Subject」「Object」「Verb」の4つを振ればいいわけ。 箱を4回振って、できた言葉は「まっかな、不良が、動物を、噛み砕いた。」になった。……意味が分からない。社会主義者の不良が、――動物をかみ砕く? 眉をひそめながら落ちていた箱の名前にできた文章を書くと、すぐに消えてしまった。 箱の名前を落としてくる誰かは、本当にこれで満足しているのだろうか。首をひねっていると。    HA20event ……またまた、箱の名前が落ちてきた。 こいつも厄介なのだ。「HA20event」は似たような名前の箱が多い。数字が違うだけの箱が、ほかにも3つ、HAの部分も違うものがさらに5つある。私は間違えないように「HA20event」の箱を持つと、振った。シャカシャカ。 「背を向けた鏡の中から%%HA20enemy%%が襲いかかった」。ふむ……怖そうだわ。「HA20enemy」を振った。「捨てられた人形」。つまり、「背を向けた鏡の中から捨てられた人形が襲いかかった」になったわけだ。何の暗示かしら。これが本当なら、怖くって。 今夜は眠れない。 箱の名前の裏に言葉を書きながら私は一人つぶやいた。 しばらくまた仕事がない。暇だった。やることは何かないだろうか。 暇過ぎた。どれくらい時間が経っただろう。たまには骨のある仕事が欲しい。 いつしか眠ってしまったらしい。起きて目をこすっていると、久しぶりの仕事が降ってきた。    ASWscenario 初めて見る箱の名前だった。箱を探そうと部屋を見たら、……箱が2倍くらいに増えていた。 ナニコレ。寝ていた間に何があった。 バタバタと慌てて箱を探すと、果たして見つけた。持ち上げると「ASWscenario」と名前が付いた箱は軽かった。振ってみたら、どうやら1本しか入っていない棒が出てきた。そこに書かれていたのは「%%asw00%%」、見覚えのない名前。またごそごそ探しながら、箱の場所と名前を一致させないとなあ、骨だなあ。と考えていたのだが。本当に大変なのはここからだった。 「人物の捜索。依頼人は%%asw10%%。依頼人%%asw18%%を捜してほしいという。捜す人物は%%asw10%%。%%asw64%%。」 どうやら4つの箱を振るらしい。そう思って「asw10」を何気なく振ったところで、私は凍りついた。「%%asw54%%が得意な%%asw13%%」、何と振る箱が増えたのだ。今までこんな無茶な言葉は棒に書かれていなかったのに……!? 戦々恐々としながら箱を振り、結局いくつの箱を振ったのか分からなくなってしまった。できた文章は何と「人物の捜索。依頼人は歌が得意な料理人。依頼人が尊敬している人物を捜してほしいという。捜す人物は身なりのいい吟遊詩人。捜索する人物は伝染病にかかっている。発見が遅れれば、それだけ多くの人が病にかかる。病を治すには特殊な薬草が必要で、その薬草は魔物のうろつく森にしか生えない。また、主人公自身も感染の危険がある。極めて危険な仕事である。」の166文字。文句なしに過去最長である。 眩暈を感じながらちまちまと箱の名前の裏に文章をつづると、私の苦労を知らないかのようにパッと消えた。 ため息をついて何かお茶でも飲もうと立ち上がったところで、新しい箱の名前が降ってきた。いやな予感を感じて無視しようと思いかけたが、久しぶりの仕事だったから見てしまった。それが間違いだったのだろう。そこに書かれていたのは無体なことに、「ASWscenario」だった。 「調査。依頼人は思いやりのある市長。調査対象は海底。その場所に伝わるアイテムを探すための調査をする。そのアイテムとは豪華なつくりの皮鎧で、かつて英雄イーザがこの品物で、ワイバーンを退治したという伝説がある。調査場所で主人公はある品物を手にいれる。それは光輝くサークレット。調査を終えて帰ってくると、なんと、その品物は先日盗難にあったものとわかる。当然犯人と疑われる主人公は、無実を証明するために真犯人の逮捕に乗り出すのである。強奪事件の被害者は人々に慕われている。加害者は竪琴の演奏が得意な妖術師。加害者の動機は誰かにおどかされて無理矢理にやらされたことによる。おどしていたのはスキーが得意な奴隷商人で、その動機は誰かに命令されたため。命令したのは鋭い爪をした貪欲な呪術師。主人公の天敵で、その動機はその品物を使って別の犯罪をするため。その犯罪とは。事件の真相を突き止め、犯人を捕らえれば解決。」  「殺人事件。主人公は以前、事件の被害者に恩を受けた。恩返しのために事件の解決に乗り出す。被害者は上品な礼儀正しい行商人。加害者は宿屋の主。殺害の動機は秘密を知られたため。その秘密とは、過去の完全犯罪の証拠。その完全犯罪とは強奪である。実はこの人物は盗賊団の一員である。オーガーに命じて殺害。事件の真相を突き止め、犯人を捕らえれば解決。」 ノイローゼになるかと思った。完全な過労だ。殺人事件て。私を殺す気だろう。 立て続けに悪魔の「ASWscenario」がいくつも降らせるなんて。捌ききったころには、もうお茶を入れる気力も残っていなかった。バッタリ倒れ伏したまま、私は寝てしまった。 夢を見ていた。 知らない人たちが、世界を作っていた。まるで物語のシミュレーションのようだった。5人の人間たちが、会話しながら人を演じていた。私はそれを眺めていた。 ある人は、ときに村長だった。報酬と引き換えに、4人の人間たちが操る4人の冒険者が海に潜っていった。さっきまで村長だった人間が、冒険者たちに古い冠を見つけさせた。意気揚々と冒険者が村に戻ると、また村長に戻った人間は冒険者を盗人扱いする。必死に反論する冒険者たちは、業を煮やして本物の泥棒を捕まえてみせると豪語した。冠の持ち主のところへ行くと、どうやら縦笛吹きの魔法使いが犯人らしいと分かったが、村長の人間が演じる魔法使い曰くどうやら脅されていたらしい。さかのぼっていくと、どうやら冬に村へ来る行商人が脅したらしいが、彼は爪の長いクマ人間の命令だったらしい。冒険者たちと因縁を持つそのクマ人間は、また何か悪だくみをしていた。古い王冠に封じられた古代文明の首都防衛魔法を悪用して、どうやら世界征服を企んでいたことが分かった。 彼らは楽しそうに私の作った文章を解釈し、物語を作っていた。 私はワクワクしている自分を見つけた。私が、単なるプログラムが機械的に作った文章が、こんな風に使われていただなんて。 全てが終わって。村長からゲームマスターに変わり、さらにハッピーエンドを冒険者たちに演出すると、彼ら5人はただの人間に戻った。「いやー、新しいシナリオ作成機能、意外と役に立つもんだな」「な。支離滅裂な奴だろうと高をくくってたのが、意外と面白かったぜ」「ゲーマスありがとー、ごめんもう夜遅いから俺は寝るー」「おつかれー」「また遊ぼうぜー」 機械は自分の仕事が何になるのかなんて気にしない。気にしていなかった仕事が、人を楽しませるものだったのだ。起動されたらまた仕事をしよう。起動されただけで呼び出されない時間が長くても、いつまでも待機していよう。何度もぐるぐると同じファイルを検索させるてまの多いコマンドでも途中で中断したりしない。私の組み上げた言葉から紡がれる物語を想像しよう。 私の名前はランダムジェネレータ。インターネットの片隅でひっそりと仕事を待つプログラムだ。

By |2015-08-07T22:07:41+09:008月 7th, 2015|Categories: 短編|Tags: , , |お題:メタフィクション「ランダムジェネレータ」第1稿 はコメントを受け付けていません

お題:メタフィクション「ランダムジェネレータ」第2稿

授業の課題で「メタフィクションをかけ」というのが出たので書いてみた、改稿・提出版。第1稿はメタフィクションになってなかったという……(汗。なお、まだ成績評定はまだ返って来てません。そしてこの原稿はちゃんとメタフィクションになっているのか……!?    そこには木でできた六角柱の箱がたくさん並んでいた。箱の底面はちょうど手のひらに載るくらいの大きさで、高さは私が両手で持ったときに肩幅より気持ち短いくらいだった。  振るとシャカシャカ音がする。中には割った割り箸のような竹の棒が入っていて、箱の一方の底面に開けられた穴から1本だけぴょこんと飛び出てくるようになっている。しかしよくできたもので、その某は文字が書いてあるのとは反対の端が穴より太く作られているから、どんなに乱暴に振ったところで完全に棒が出てくることはないのだ。  古いお寺や神社に行くと、自分のとるおみくじがこういう風になっているらしいのだが、残念ながら私はこの箱がたくさんある部屋から出たことはなかったので、「おみくじの数字が決まる函」という表現が果たして正しいのか、知らないのだった。  この部屋にはたくさんの箱があるが、箱によって入っている棒の数は違う。カラカラと貧相な音を立て、たった2つしか棒が入っていないものもある。かと思えば、持てばずっしりとしていて、何本入っているのか見当もつかないものもある。  そして偏執狂が作ったのだと確信をもって言えることに、百は下らない箱の一つ一つに名前が書かれていて、さらにその箱の中の棒の一本一本に小さな字で細かく文字が彫られている。誰がこんな、意味の分からないものを拵えたのだろう。大層な手間だったろうに、と私はいつも思う。    私の知る世界は狭い。畳敷きの小さな部屋に、部屋が埋もれるほどの箱が置いてある。たまに、寝て起きると箱が増えたり減ったりしているが、それ以外に日々の変化はない。やることがない日は退屈、なのかもしれない。いや、どうなのだろう。これ以外の日常を過ごしたことがないから、これが退屈なのかもわからないのだ。そもそも「退屈」という言葉さえ、箱の中の棒のどれかに書いてあった言葉だ。私が理解している意味と、ひょっとしたら違うかもしれない。が、私は気にしない。私の語彙が間違っていたとしても、それを指摘する誰かも、そのせいで迷惑をこうむる誰かも、居やしないのだ。私にとって世界とは、狭い畳の部屋と、たくさんの箱と、その中の棒だけ。  いや、もう一つあった。どこからか落ちてくる箱の名前だ。多い時は何枚も落ちてくる。少なければ、一枚も落ちてくることなくどれくらいの時間が経ったのかさえ忘れてしまう。私の世界は狭いが、私の仕事も少ない。たまに落ちてくる箱の名前通りに、指定された箱を振り、その中の棒の言葉を読み、必要だったら必要なだけ箱を振って言葉を集め、完成したら箱の名前の裏にその言葉の集まりを書くのだ。そうすると、落ちてきた箱の名前と一緒に私の集めた言葉もどこかへ消えてしまう。  それが何なのか私は知らないが、私の仕事と同じように意味不明な、いや支離滅裂な言葉の集まりを見ながら、私は笑ったり眉をしかめたりするのだ。       birthday  ……箱の名前が落ちてきた。  こいつの箱は重い。信じられないくらい、重い。何本の棒が入っているのか確かめてみたい気もするが、私にはこの箱を開けることができないから、知らないままだった。苦労して振ると、出てきた棒には「9月18日」と書かれていた。  畳に箱を下ろすと、落ちていた箱の名前の裏にいそいそと、鉛筆で「9月18日」と書き込んだ。書き終わった途端、すっと箱の名前が消えた。       SVOC  ……また、箱の名前が落ちてきた。  「SVOC」は少ない私の仕事の中でも、比較的多く落ちてくる箱の名前だ。目をつぶってでも分かる位置にある「SVOC」の箱を振ると、いつも通り「SVOC」の箱からは一番貧弱な、おそらく1本しか入っていない音がして、出てきた棒には「%%Complement%%、%%Subject%%が、%%Object%%%%Verb%%。」と書かれていた。  こいつみたいに"%%"に囲まれたアルファベットが書いてある棒は、そのアルファベットの箱を振って、出てきた棒の言葉と箱の名前と置き換えるのだ。「%%Complement%%、%%Subject%%が、%%Object%%%%Verb%%。」なら、「Complement」「Subject」「Object」「Verb」の4つを振ればいいわけ。  箱を4回振って、できた言葉は「まっかな、不良が、動物を、噛み砕いた。」になった。……意味が分からない。社会主義者の不良が、――動物をかみ砕く? 眉をひそめながら落ちていた箱の名前にできた文章を書くと、すぐに消えてしまった。  箱の名前を落としてくる誰かは、本当にこれで満足しているのだろうか。首をひねっていると。       HA20event  ……またまた、箱の名前が落ちてきた。  こいつも厄介なのだ。「HA20event」は似たような名前の箱が多い。数字が違うだけの箱が、ほかにも3つ、HAの部分も違うものがさらに5つある。私は間違えないように「HA20event」の箱を持つと、振った。シャカシャカ。  「背を向けた鏡の中から%%HA20enemy%%が襲いかかった」。ふむ……怖そうだわ。「HA20enemy」を振った。「捨てられた人形」。つまり、「背を向けた鏡の中から捨てられた人形が襲いかかった」になったわけだ。何の暗示かしら。これが本当なら、怖くって。  今夜は眠れない。  箱の名前の裏に言葉を書きながら私は一人つぶやいた。      しばらくまた仕事がない。暇だった。やることは何かないだろうか。    暇過ぎた。どれくらい時間が経っただろう。たまには骨のある仕事が欲しい。    いつしか眠ってしまったらしい。起きて目をこすっていると、久しぶりの仕事が降ってきた。       ASWscenario  初めて見る箱の名前だった。箱を探そうと部屋を見たら、……箱が2倍くらいに増えていた。  ナニコレ。寝ていた間に何があった。  バタバタと慌てて箱を探すと、果たして見つけた。持ち上げると「ASWscenario」と名前が付いた箱は軽かった。振ってみたら、どうやら1本しか入っていない棒が出てきた。そこに書かれていたのは「%%asw00%%」、見覚えのない名前。またごそごそ探しながら、箱の場所と名前を一致させないとなあ、骨だなあ。と考えていたのだが。本当に大変なのはここからだった。  「人物の捜索。依頼人は%%asw10%%。依頼人%%asw18%%を捜してほしいという。捜す人物は%%asw10%%。%%asw64%%。」  どうやら4つの箱を振るらしい。そう思って「asw10」を何気なく振ったところで、私は凍りついた。「%%asw54%%が得意な%%asw13%%」、何と振る箱が増えたのだ。今までこんな無茶な言葉は棒に書かれていなかったのに……!?  戦々恐々としながら箱を振り、結局いくつの箱を振ったのか分からなくなってしまった。できた文章は何と「人物の捜索。依頼人は歌が得意な料理人。依頼人が尊敬している人物を捜してほしいという。捜す人物は身なりのいい吟遊詩人。捜索する人物は伝染病にかかっている。発見が遅れれば、それだけ多くの人が病にかかる。病を治すには特殊な薬草が必要で、その薬草は魔物のうろつく森にしか生えない。また、主人公自身も感染の危険がある。極めて危険な仕事である。」の166文字。文句なしに過去最長である。  眩暈を感じながらちまちまと箱の名前の裏に文章をつづると、私の苦労を知らないかのようにパッと消えた。  ため息をついて何かお茶でも飲もうと立ち上がったところで、新しい箱の名前が降ってきた。いやな予感を感じて無視しようと思いかけたが、久しぶりの仕事だったから見てしまった。それが間違いだったのだろう。そこに書かれていたのは無体なことに、「ASWscenario」だった。    「調査。依頼人は思いやりのある市長。調査対象は海底。その場所に伝わるアイテムを探すための調査をする。そのアイテムとは豪華なつくりの皮鎧で、かつて英雄イーザがこの品物で、ワイバーンを退治したという伝説がある。調査場所で主人公はある品物を手にいれる。それは光輝くサークレット。調査を終えて帰ってくると、なんと、その品物は先日盗難にあったものとわかる。当然犯人と疑われる主人公は、無実を証明するために真犯人の逮捕に乗り出すのである。強奪事件の被害者は人々に慕われている。加害者は竪琴の演奏が得意な妖術師。加害者の動機は誰かにおどかされて無理矢理にやらされたことによる。おどしていたのはスキーが得意な奴隷商人で、その動機は誰かに命令されたため。命令したのは鋭い爪をした貪欲な呪術師。主人公の天敵で、その動機はその品物を使って別の犯罪をするため。その犯罪とは。事件の真相を突き止め、犯人を捕らえれば解決。」    「殺人事件。主人公は以前、事件の被害者に恩を受けた。恩返しのために事件の解決に乗り出す。被害者は上品な礼儀正しい行商人。加害者は宿屋の主。殺害の動機は秘密を知られたため。その秘密とは、過去の完全犯罪の証拠。その完全犯罪とは強奪である。実はこの人物は盗賊団の一員である。オーガーに命じて殺害。事件の真相を突き止め、犯人を捕らえれば解決。」    ノイローゼになるかと思った。完全な過労だ。殺人事件て。私を殺す気だろう。  立て続けに悪魔の「ASWscenario」がいくつも降らせるなんて。捌ききったころには、もうお茶を入れる気力も残っていなかった。バッタリ倒れ伏したまま、私は寝てしまった   [...]

By |2015-08-07T22:12:27+09:008月 7th, 2015|Categories: 短編|Tags: , , |お題:メタフィクション「ランダムジェネレータ」第2稿 はコメントを受け付けていません

TeamSpeak3サーバのデータをRDBMSに保存(CentOS7)

TeamSpeak3(通称・TS3)は、IRCのようなボイスチャットです。 「IRCのような」というのは、Skypeなどのような会員登録して使うものと対比して、ということです。 自分のコンピュータに専用のソフトをインストールし、サーバのアドレスを指定して接続、同じサーバに接続している人同士がチャットできる、という仕組みなのですが、これ、IRCとそっくりだと思いませんか? もちろんIRCと同じく、チャットするための利用者はこのページで解説する「サーバ用プログラム」のインストールは必要ありません。 […] «TeamSpeak3サーバのデータをRDBMSに保存(CentOS7)»

By |2017-01-14T18:05:47+09:007月 26th, 2015|Categories: 未分類|Tags: , , , |TeamSpeak3サーバのデータをRDBMSに保存(CentOS7) はコメントを受け付けていません

デッキ構築TRPG(仮) キャラクターメイキングガイド

デッキ構築TRPG(仮) キャラクターメイキングガイド 1.序  デッキ構築TRPG(仮)は、キャラクターのデータを選択したクラス、レベル、デッキに組み込むカードで表現します。  このガイドは、デッキ構築(キャラクターメイキング)を行うための手順と、キャラクター作成の指針について解説を行います。 2.デッキの構成  2.1 カードの種類   キャラクターデッキに組み込むカードには以下の3種類があります。   (1) コストカード    スキルカード(後述)を使用するためのコストを発生させるカードで、決められた18枚のコストカードをデッキに組み込みます。コストカードの構成や枚数を変更することはできませんが、発生させることができるコストは、キャラクターの選択したクラス、およびレベルで変わります。   (2) スキルカード    キャラクターが使用することのできる能力(スキル)を表すカードです。デッキに組み込むことができるスキルカードの種類に制限はありませんが、使用するのに必要なコストはコストカードによってしか発生しませんので、持っていないクラスでしか使えないスキルカードをデッキに組み込んでも使用することはできません。なお、組み込む枚数はデッキ一つにつき合計19枚で、同じスキルカードは最大3枚までしか組み込むことができません。    スキルカードには「シナリオフェイズでの効果」「バトルフェイズでの効果」の二種類が記載されています。それぞれどのような意味を持つのかについては、後述の判定ルールを参照してください。   (3) スペシャルカード    取得したクラスに応じて組み込むカードです。ストーリーフェイズ中には効果を表さず、バトルフェイズで捨て札の中に入った場合に使用することができます。クラスは3つ選択しますので、スペシャルカードも3枚デッキに組み込みます。なお、スペシャルカードはシナリオ中1回しか使用することはできません。   (4) アイテムカード    セッション中、ストーリーフェイズの間に購入可能なカードです。ストーリーフェイズ内で購入して、ストーリーフェイズ終了後に一時的にデッキに組み込みます。アイテムカードは使用するのにコストは必要ありませんが、使用したらそのカードはゲームから取り除きます。また、使用しない場合でもシナリオが終了すればデッキから外してGMに返却します。  2.2 カードの枚数   一つのデッキの構成枚数はコストカード18枚、スキルカード19枚、スペシャルカード3枚の合計40枚です。サイドボードなどはありません。   なお、セッション中にアイテムカードを購入することで一時的にデッキ内のカード枚数を増やすことができますが、アイテムカードはそのセッション内のみ有効です。セッションが終了したら、アイテムカードはGMに返却し、デッキの構成はセッション開始時点の40枚に戻ります。  2.3 デッキ内のカード変更について   アイテムカード以外のデッキのカード内容の変更は、レベルアップ時かGMが認めたタイミングでのみ行うことができます。なお、レベルアップ時でもキャラクターメイキング時に取得したクラスを変更することはできません。 3.判定ルール   3.1 ストーリーフェイズでの処理フロー      ストーリーフェイズでは、プレイヤー全員が同時にドローフェイズ→アクションフェイズ→エンドフェイズの順に処理を行い、エンドフェイズが終了してストーリーフェイズが継続していれば、再びドローフェイズに戻ります。    (1) ドローフェイズ      ドローフェイズでは、クラス能力、装備カードやシナリオで特に指定がない場合、好きな枚数だけ手札を捨てて、手札が7枚になるように山札からカードを引きます。山札がない場合はカードは引けません。    (2)アクションフェイズ      アクションフェイズでは、以下の動作を手札の続く限り行うことができます。      ・コストカードの使用:コストカードを使用すると、スキルコストが生成されます。生成したコストは一旦各プレイヤープールにストックされます。なお、生成したスキルコストは次のターンに持ち越すことはできません      ・アクションの購入:アクションの購入は以下の手順で行います        [1] アクションを一つ指定し、アクション購入に参加するプレイヤーを決定する:アクションの種類によっては、参加可能な人数に上限がある場合があります。        [2] 参加プレイヤーがプレイヤープールからスキルコストを消費してスキルカードを使用し、アクションリソースを生成する        [3] 生成したアクションリソースのうち、金リソースをプレイヤープールにストックする、もしくはプレイヤープールにストックされた金リソースを生成したアクションリソースに追加する        [4] アクションカードに指定されたリソース条件を満たせば、そのアクションカードを購入することができます。プレイヤープールにストックした金以外のリソースを別のアクションに持ち越すことはできません。      ・金リソースの生成:金リソースを生成するスキルカードを使用する、もしくはカードを捨て札2枚ごとに1の金リソースを得ます。生成した金リソースは任意のプレイヤープールにストックすることができます      ・アイテムの購入:プレイヤープールにストックした金リソースを使ってアイテムを購入します。なお、購入したアイテムはストーリーフェイズ終了後にデッキに加えますので、購入時点ではわきにどけておきます。    (3)エンドフェイズ      プレイヤー全員がアクションフェイズで行う行動を終了させたら、エンドフェイズになります。エンドフェイズでは以下の処理が行われます。        [1]プレイヤープールのクリア。余ったスキルコスト、金リソースがあった場合、エンドフェイズ開始時にすべて消滅します        [2]アクションフェイズで購入されたアクションに応じて、条件を満たしたイベントがあればイベントカードのオープン処理が行われます。イベントカードがオープンされると、イベントカードの情報がプレイヤーに公開され、シナリオの内容によっては新たに購入可能なアクションが増えます        [3]エンドフェイズで、手札、山札の両方が空のプレイヤーは、デッキのリシャッフルを行います。なお、デッキのリシャッフルは時間の経過を意味し、シナリオ進行条件となっている場合があります。 [...]

By |2015-06-04T09:12:57+09:005月 25th, 2015|Categories: 未分類|デッキ構築TRPG(仮) キャラクターメイキングガイド はコメントを受け付けていません

KiwiIRC と charybdis を協調動作させる(WebIRC)

今回は、ウェブクライアントアプリケーション「KiwiIRC」と、IRCサーバデーモン「charybdis」の協調設定についてです。 どちらもWebIRCという規格に対応していて、これを利用すると、ウェブクライアント経由の接続でも、IRCデーモンからはウェブクライアントに接続しているIPアドレスが接続元のアドレスをとして扱えるようになります。 WebIRCに対応していないと(もしくは設定していないと)、実際の利用者のIPアドレス(ウェブクライアントが接続元と認識するIPアドレス)は、IRCサーバに通知されません。 それでは不便なことがまれにあるので、IRCデーモンからはウェブクライアントが動作しているコンピュータのIPアドレスが認識されるようにします。そのための規格がWebIRCです。 […] «KiwiIRC と charybdis を協調動作させる(WebIRC)»

By |2017-01-14T18:05:55+09:005月 25th, 2015|Categories: IRC|Tags: , , |KiwiIRC と charybdis を協調動作させる(WebIRC) はコメントを受け付けていません

KiwiIRC とリバースプロキシの設定(nginx)

先日、KiwiIRC のインストールと設定 を行ないました。しかし、KiwiIRCは自分自身がHTTPサーバとしても動作するため、同じコンピュータ内に別のHTTPサーバ(Apacheやnginxなど)を立ち上げ、コンテンツを公開している場合は、HTTP標準のポート80番を使用することができません。 毎回ポートを指定してアクセスするのも面倒ですし、なにより下手なポートを指定すると Google Chrome が勝手にアクセスを遮断してしまいます。それでは使いづらく、大勢に使ってもらうのも大変です。 そこで今回は、nginxのリバースプロキシ機能を使って、ポート80でKiwiIRCにアクセスできるようにします。 ただし、nginxの基本的は設定は省略します。ここに書くよりほかにもっといいサイトさんがあるからです。 […] «KiwiIRC とリバースプロキシの設定(nginx)»

By |2017-01-14T18:05:55+09:005月 25th, 2015|Categories: IRC|Tags: , , |KiwiIRC とリバースプロキシの設定(nginx) はコメントを受け付けていません

MMD杯支援動画作成計画

MMD動画を10倍楽しむ動画 前置き ・ルールを理解してからスポーツを見た方が楽しいように、MMD作品も知っておくとより奥深さがわかるようになる 3DCGの基本 ・3DCGは三角形の集まり ・3DCGアニメーションとは人形ジオラマのコマ撮りアニメである ・モデルを動かす仕組み(ボーン)がある MMDのすごいところ ・実はMMDと似たようなことができるソフトは昔からあった →商業3DCGソフトとか、オープンソース系の先行ソフトをさらっと紹介 ・簡単に動く、貧弱なマシンでも動く  →インストールすらいらないソフトなんだよ、という話 ・編集中にリアルタイムレンダリングされる →独自描画エンジンを持たない ・見ず知らずの人と分業できる仕組みを作った →映像制作はいろんな技術が複合して作られるもの。MMDを核としてそれぞれの技術を持った人が自然と力を合わせることができるようになったんだよ、という話 MMD動画の、そこにしびれる、あこがれる ・MMD動画を支えるすごいツールを作った人  PMDEditorの極北P、MMEの舞力介入P、AviutilのKEN氏 ・モデル製作のすごい人  ○○式、ってついてる有名モデラーさんのこと ・モデルセットアップのすごい人  アラン・スミシーさんとか、ゴロペコさんとか、人型ボーンでメカの動きさせてた人とか ・モーション作成のすごい人  PAC室長、6666AAAP、ダンスモーションのすごい人 ・エフェクトのすごい人  そぼろさん、針金Pさん、ビームマン ・カメラワークや演出のすごい人  総仕上げのところ、とりあえずD-2さんを紹介 ・MMD以外のところがすごい人  Aviutlのすごい人(悪徳金融1号さん、白瀬うにさんとか)とか、声部の人たちとか ・一人で全部やっちゃうすごい人  動画とサウンドの両方できちゃう人、ストリークPとか ・動画を作って投稿すること自体がすごいんだ  最後に、見てるだけの人にはできないことをやってるんだということを強調して動画の締めとする。名人様はカッコ悪いぞ、と 作成手法 まず、パワポ+NMM+CeVIO(プレスコ)で動画作って、MMDに口パクだけする映像を重ねる 解説キャラクター ナレーション:タカハシ 先生役:ONE(モデルは2/6公開予定のやつ) 生徒役(ボケ):さとうささら(モデルがあるか要調査) 生徒役(ツッコミ):すずきつづみ(モデルがあるか要調査) →モデルがそろわないようであれば、先生:レア様(ONE)、ボケ:マリエル(つづみ)、ツッコミ:うさうさ(ささら) 草稿 タイトル:この動画について(タイトルはシーン切り替え時にタカハシがタイトルを読み上げ) ONE「この動画は、MikuMikuDance、つまりMMDで作られた動画作品を見るときに、知っておくとより楽しめる、という豆知識をまとめたプチ講座です。講師役は私、レア」 ささら「生徒役その1、うさうさ」 つづみ「生徒役その2、マリエル」 三人「で、お送りします」 (三人のこの動画内でのMMD関係の知識についてテロップで説明) つづみ「私、MMDの動画のことも全然知らないんですけど、こんな講座が必要なほどそんなに難しいものなんですか?」 ONE「そんなことはありません。動画作者さんは知らない人が見ても楽しいと思えるように作っているし、MMDのこと知らないと難しくてわからないなんてことはあまりないわ。でも、知っていた方がより楽しめますよってポイントはあるの」 ONE「例えば、サッカーの試合を見るのに、サッカーのルールや試合しているチームのことを知っていてひいきの選手がいる人と、チームも選手もルールも何にも知らない人のどっちが楽しく試合を観戦できると思う?」 ささら「そりゃあ、知ってる方が楽しいに決まってます」 つづみ「応援する選手がいるだけでも楽しくなりますね」 [...]

By |2015-04-10T00:18:56+09:004月 10th, 2015|Categories: 未分類|MMD杯支援動画作成計画 はコメントを受け付けていません

RGRB v0.7.0 リリースノート

クリエイターズネットワーク公式IRCボットのプログラム「RGRB」v0.7.0のリリースノートです。プラグインの改名やライブラリの更新など、内部処理の改良が施されています。詳細は以下をご覧ください。 […] «RGRB v0.7.0 リリースノート»

By |2015-12-18T09:49:05+09:003月 29th, 2015|Categories: IRCボット|Tags: , |RGRB v0.7.0 リリースノート はコメントを受け付けていません

IRC ボットフレームワーク Cinch におけるメッセージ分割処理の修正

先日、クリエイターズネットワークで利用している IRC ボットフレームワーク Cinch のメッセージ分割処理に対する修正パッチを投稿し、受理されました。今回はその経過をまとめてみました。 […] «IRC ボットフレームワーク Cinch におけるメッセージ分割処理の修正»

By |2017-01-14T18:06:37+09:003月 27th, 2015|Categories: IRC, IRCボット|Tags: , , , , |IRC ボットフレームワーク Cinch におけるメッセージ分割処理の修正 はコメントを受け付けていません

RGRB v0.6.0 リリースノート

クリエイターズネットワーク公式 IRC ボットのプログラム「RGRB」v0.6.0 のリリースノートです。でたとこサーガへの対応、オンラインセッション情報検索コマンド等、オンラインセッションを便利にする機能が追加されています。詳細は以下をご覧ください。 […] «RGRB v0.6.0 リリースノート»

By |2017-01-14T18:06:41+09:003月 8th, 2015|Categories: IRCボット|Tags: , |RGRB v0.6.0 リリースノート はコメントを受け付けていません